【HSP】自分に合った働き方を
繊細なタイプにも千差万別ありますが、
マルチタスクが苦手な人も多いでしょう。
複数の仕事を並行して行うのが、
マルチタスク。
浅く広く物事を見渡す能力と
言えるかもしれません。
この能力は「仕事ができる」として、
社会的にもてはやされる傾向があります。
これに対して、
HSPさんは(個人差はありますが)、
一つの物事に深く取り組む傾向があるように思います。
しなければならないことが、
あれもこれもと山積していると、
人によってはパニックになることも。
できるだけ、
取り組む物事をシンプルにするのが、
HSPさんにはおすすめのやり方です。
脳が疲れやすいHSPの性質上、
自分のペースでじっくりと取り組める方が、
結果的に効率よく仕事ができます。
ところが、
いろんなところに気を遣うあまり、
頼まれたら嫌と言えなくて、
いくつものやるべきことを抱えてしまい
自分の首を絞めてしまったりするのです。
最近の研究で物事を極めるためには、
マルチタスクは非効率的かもしれないと
言われ始めています。
一つの物事にしっかりと意識を向けられないことで、
生産性を阻んでいるのでは?
そんな考え方が広まりつつあります。
マルチタスクはストレスホルモンを放出させ、
不安や不快感を生み、
短期記憶も悪化するのだそうです。
繊細さんは、
「体感としてわかってるよ」
と思う人も多いのではないかしら。
単純作業のように
マルチタスクに向いた仕事もあるので、
ケースバイケースで
その時々に合ったやり方を見つけたいですね。
一人でも多くの方が、
自分に向いた仕事のスタイルを見つけ、
それが認められる環境で働くことが出来ますように。