【中学受験】メンタルが崩壊する親、前を向く子供
初サピックスオープンで今まで見たことのない偏差値を叩き出し、
結果を見た当日の半日と、翌日の半日、
わかりやすく、親のメンタルが壊れていました。
体に力が入らず、勉強の準備をしようにも、まずリビング学習のための部屋が片付けられない
やるのは子供であって、親ができることはあくまでサポートであっても
やはり親もエネルギーがある状態でなければ、サポートも何もできない
模試の結果に一喜一憂するなと言うけども
初めての外部模試で、ここまでボディーブローをくらってしまう自分の豆腐メンタルに呆れ、
中学受験、親のメンタル、というワードで検索しまくっている自分がいました
ネット記事には、壮絶な体験記がありました
子供自身のメンタルが壊れてしまったご家庭
体調も壊し、塾だけでなく、学校にも行けなくなってしまったご家庭
そんなご家庭でも、紆余曲折の上、志望校合格を掴み取ったお子様もおり
どんな時でも、歩みを止めてはいけない
というお母さんの言葉が響きました
どうやら11月位が1番危ないようです
今回の場合、結論からいうと
①次男と一緒にお昼寝をした
②次男と一緒にランニングをした
これで親のメンタル回復しました。
あっけないものです
やはり睡眠と運動につきます。
ここ最近、睡眠時間が少し少なめで推移していました。
ランニングも週に1回の次男と通っている陸上教室と、週末のランニングぐらいで、習慣的なランニングが減っていたので、
あ、これは追い込まれている
あ、メンタルやられる、と思ったらすぐに走りにいくことにします!
そして何より親のメンタルを回復させたのが、
力が抜けていく親をよそに
さっと前を向いて、土曜特訓から帰宅後
ひた向きに算数に取り組む長男の姿でした
彼は1度もネガティブな感情を述べることもなく
やるべき勉強セットを自ら作り
自ら机に向かっていました
算数を持ち直すんだと
静かに闘争心を燃やしていました
親も人間
方向性が正しいかはさておいて、
自分なりに今できる精一杯のことをしているという自負もあるので
やっぱり想定もしていなかった数値を目にしてしまうと動揺することもあります
人間だから落ち込むこともあります
これまでの3年間は何だったんだろうと悲観したくなることもあります
それでも、それは、自分が受け止める準備不足だっただけ
どんな結果でも、受け止めるタフさを持たなければいけません
受験本番が始まったら、こんなものではいかないでしょう
メンタルを強くするということは、
①まずはいろんなパターンの想定をしておくことと
②受け止めたときの吐き出し方を自分なりに考えておくこと(手帳に書き出す、アウトプットの場所を作る)
③心身ともに健康な状態にしておくために、とにかく睡眠をとり、運動する!
受験伴走者はとにかく走るべし!
そして、目的を再度整理します
今の時期の模試は、真の実力を試すためにあるのではなく
ただ、穴を見つけるため、前に向かうためだけの模試です
そもそも午前中にB問題(応用問題)の問題を解き
午後からまたお弁当を食べて、もう一度A問題(基礎問題)の模試を受けて、午前受験、午後受験のタフな体験しています
B問題を解いてみましたが、これ小学生が読むの?解くの?と笑っちゃうぐらいのレベルです
理科、社会は特にやばい、、
そして、A問題をなめていましたが、しっかりとした骨太な良問ぞろいの模試でした
決して、これを基礎問題の易しいテストとは呼べない、、
長男は、算数のA問題ではポロポロと落としていましたが、B問題では難問にも果敢に挑戦し、Aに比べると、正答率の低い問題も取れている傾向にありました。
すなわち、算数は、全く手が出ない単元があるわけではなく、基礎問題や典型問題を時間内に正確に解き切る訓練が足りていないために、基礎問題をボロボロ落としていまっただけ。
応用問題に挑戦する胆力はつきつつあるので、この夏までの基礎固めの時期に、1周2周して基礎を固めれば、得点力はついてくるとも考えられます。
私は正直、全落ちもありえるなと覚悟し、
地元公立中学に入学する姿も脳裏に浮かべて、
静かに落ち込んでいた時、
息子はまったく諦める素振りも見せず
もう既に前に向いていたのでした
この子はメンタルが強い
穏やかだけど、
闘争心を剥き出しにしないけど、
自分の芯があり、
強く自分を持っている
やる気がなさそうに見えて、
いつも軽く歌を歌っていたりするけど
きっと強い何かを持っている
そんなことを信じられる
ほろ苦くも、熱いものも感じた
初回サピックスオープンでした。
まだ始まったばかり
これからです!
メンタルを壊す弱い自分を認めつつ
また立ち上がれば良い
それだけ
子供は強い
親が子供に助けられることもある
そうやって、お互い手を取り合って
ときには倒れても
歩みを止めず、進み続けようと思います。