【中学受験】本人が変わろうとしている時に親が邪魔してはいけない
小6グノーブルに通う息子。
5年後半頃は、グノレブ(グノーブルの月例テスト)が終わった後は、手応えもあったのか、自分でソワソワと自己採点をし、喜んだり落ち込んだりしていました。
今回は、全く自己採点しようとしなかったので、悪い予感はしていました。
放置するわけにはいかないので、グノレブの翌日、息子がいない時に採点をし、採点結果を机の上に置いたまま少し出かけていました。
そして、戻ってきたら、思いもかけず息子が帰ってきており、でも帰ってきた形跡があるのに息子の姿が見当たらない。
やっと探し当てたところ、毛布の中にくるまっていました。
穏やかな息子は、そこまで感情をむき出しにすることはありません。
毛布をとってやっと見つけると、ニヤッと笑いました。
穏やかに落ち込んでいました。
彼は彼なりにショックを受けていました。
そんな姿を見て、親の自分がテストを受けたわけではないのに、自分の労力が報われなかったと落ち込んでいる自分をちょっと反省しました。
その後は息子も気持ちを持ち直して、その日のうちに算数の復習を終えることができました。
普段はあまり感じていませんでしたが、何があっても自分の感情を常にコントロールできること、あきらめないこと、穏やかでいられることは彼の強みかもしれません。
そして、本人が宣言したのは
朝学習をもっとちゃんとやるということ
いつも寝るのが遅くなってしまう結果、朝もなかなか起きれず、最低限の算数と理科の基礎力テストができるかできないかぐらいでした。
お友達は夜はしっり早く寝て、朝6時に起きてしっかり朝学習する子もおり、その差は歴然です。
宣言してから、1日目の昨日。
尿検査提出でそわそわしていたこともありますが、なんと1人で起き、黙々と朝勉強をしていました!
今回の結果が彼の危機感につながり、行動が変わったのであれば、クラスが下がろうと、この時期にこの経験(算数で過去最低点をとる)をできたことはとても価値があったと思います。
ただ、大人である自分もそうですが、
その悔しさや、やる気を持続させるのが難しい。
昨晩は少し寝るのが遅くなり、今日の朝はそこまで早くは起きれず、その後の集中力もそこまで高くありませんでしたでした。
それを見て、どうしても口が滑ってしまう。
結局1日なんだねと、、
そうすると、本人はどんどんやる気が削がれてしまう。
自分で危機感を持ち、自分で何をするか決めて、自分の意思で、自分でやる。
その、自分で決めて、自分でできたという成功体験が、次の日もまた朝起きて頑張ろうという原動力になるんだと思います。
眠いと朝からは頑張れないので、しっかり睡眠をとることがまず大前提。
そして、続けられるかは、本人がいかに自分はできると思えるかにかかっており、そこで親は余計な口を挟んで、やる気を損なってはいけない。
本人が変わろうとしているときに、親が邪魔をしてはいけない
もちろん親から見て集中力がないと思うこともある。
でも、本人が変わろうとしているところに、多少穴があったとしても、そこはぐっとこらえて、
引くべきところは引くという親の強い意思が必要だと思いました。
朝学習に関して、自分ができることは、
まずは、朝気持ちよく目覚めることができるように、睡眠時間をしっかり確保すること
自己決定のチャンスを踏みにじらないこと
適度な距離感を持ち、見守ること
何事も毎日完璧にいくわけにはいかない
少しくらいのことは、多めに見て、何より本人の気持ちが乗ることを重視する
自分が何か声掛けすることで、大きく変わると慢心しない
これからも紆余曲折あると思いますが、彼の成長にフォーカスし、見守っていきたいと思います!
今日もお読みいただき有難うございました。