大学のソウルフード!㉚徳島県編
こんばんは。
「大学のソウルフード!」も、ついに30回目を迎えました!
いやー、書き続けるのはなかなか疲れますが、少しずつ全国を攻略していく感じが、だんだん癖になってきました(笑)。
西日本攻略、前回は愛媛県でした。
今回は徳島県に参ります!
え? どうして四国は一県ずつなのかって?
これ、行けばわかるのですが、四国の大学って、基本的に街中にあるところが多いんです。郊外移転していないこともあって、昔からの学生街に学生向けのお店が多いというのが効いていると思います。
それに加えて、香川のうどんが象徴的ですが、食文化が目立つんですよね。だからこそ、四国の学生の食文化、深掘りしてみたくなるのです。
徳島大学(常三島キャンパス)
まずは徳島大学から参りましょう。徳島大学には事務局がある新蔵キャンパス、総合科学部(かつての教育学部)、理工学部、生物資源産業学部の3学部がある常三島キャンパス、医・歯・薬の3学部がある蔵本キャンパスがあります。まずは最大の規模を誇る常三島キャンパスから参りましょう。
蓬来
50年以上の歴史を持つラーメン屋さんですが、看板メニューはチャーハン!超大盛りで、ラーメンを凌ぐ人気があるようです。
鯛塩ラーメン 堂の浦 徳大前店
徳島ラーメンというと、すき焼きのような豚骨醤油のスープの中に生卵を入れるタイプのイメージがありますが、最近は鯛塩ラーメンも人気のようです。こちらは2019年オープンと歴史が浅いこともあり、私もまだ未訪問なのですが、徳島に行く機会があれば是非訪れたいところ。
確かに、出汁が旨い塩ラーメンって最高ですよね!
大学の先生にも人気があるようですね!
これは食べたい…。
ちなみに、大学からは遠いですが、私が訪れたのはこちら。
ラーメン東大 大道本店
徳島ラーメンの有名店として、全国的な知名度を誇る「東大」の本店。徳島ラーメンには、ざっくりと茶、黄、白の三つの流れがありますが、全国的にポピュラーなのは茶でしょうか、こちらも「茶」のお店です。
よく言われることですが、すき焼きラーメンを食べているような感じで、甘辛い味。そして、私が訪れた当時は生卵を入れ放題でした。とは言え実際入れすぎても何が何だかわからなくなるので、一つだけでしたが。
ラーメン東大の本店は県内最大の繁華街のそばなので、飲み会のあとなどにこちらに繰り出すことも多いのかもしれませんね!
また、忘れてはならないのはこちら!
いのたに 本店
創業50年以上の老舗。横浜のラー博に出店して徳島ラーメンを全国に広めた店としても有名です。ここを未踏なのが恥ずかしいところですが、次の機会に1泊して回りたいですね!
徳島大学(蔵本キャンパス)
徳島大学には6つの学部がありますが、そのうち3つの学部、医学部・歯学部・薬学部が集まっているのが眉山の北側、蔵本キャンパスです。こちらのソウルフードはいかがでしょうか?
キッチンなかがわ
大学を出て国道318号を渡り、徳島駅側に少し進んだところにある、洋食の名店です。
デミグラスソースのハンバーグ、オムライス、チキンカツやカニクリームコロッケなどが大人気!
可成家
大学の裏側にあるお店です。
自家製麺と丁寧に裏ごしされたマイルドなスープで有名です。白系という印象が強いですが、それ以外にも様々な味を選ぶことができます。
ちなみに、「白」の名店として有名なのはこちら。
岡本中華 小松島本店
徳島市の南、小松島市にある、1951年創業の名店。
ちょっと大学からは遠いですが、徳島に住むことがあったら訪れてみたいですね!
鳴門教育大学
いったん徳島市を出て、鳴門市へ。
鳴門といえば渦潮が有名だったり、甲子園に良く出場する鳴門高校などが話題になりますが、鳴門教育大学も教員養成の名門。鳴教のソウルフードを見てみましょう。学生時代の知人にこちらの卒業生がいたため、ソウルフード情報が豊富に集まりました!
たむら
「夜勤明け」ということですが、これはどういうことかというと、開店がなんと朝6時なのです!香川のうどんカルチャーは県を超えて徳島にも進出していたのです!(徳島ラーメン発祥の地・小松島~徳島市内にかけてはやはりラーメンが強いのでしょうか)
そして、大学のある高島ではなく、四国本土・鳴門駅近くにあるため、バイト先もこの辺に多いということなのでしょう。
超人気店ですぐに売り切れてしまうため、朝6時に友人と待ち合わせて食べに行くという人も多いようです!
Turner-Cafe
「たむら」の近くのカフェですが、焼きカレー、焼きオムライスなどが人気のお店です。こちらは朝型ではなく、夜型。ライブイベントなども開催されるようで、ゆっくり過ごすのも楽しそうですね。
かかし
大学の正門から南に進んだところにある定食屋さん。
土地柄か、お魚の料理が多く、とても美味しいと評判です。
堂の浦 鳴門本店
徳島大学の近くで人気店になっている「堂の浦」ですが、本店はこちら、鳴門にあります!
ラーメンだけでなく、鯛釜飯もあるとのこと…。いやー、これは満腹になるまで食べてみたい!!お洒落な店構えで景色もよいので、是非訪れておきたい場所です。
徳島文理大学
続いては再び徳島市内へ。
香川県にも進出している徳島文理大学ですが、メインキャンパスは徳島市内にあります。理工学部や薬学部に加え、音楽学部もあるユニークな学部構成です。
大学の周辺はいかにも学生街という感じで、チェーン店も含めてお店はかなり多いです。
TOKUSHIMA COFFEE WORKS 山城店
かつては「珈琲美学」という名前でしたが、2010年に今の名前に変更しています。文理大の学生以外にも、遠方から訪れるファンも多い人気店。
そして、この界隈は、ガッツリご飯を食べることができるお店が多い!
いなかっぺ
ザ・学生街の定食屋さんです。
ふらいぱん
こちらは喫茶店。TOKUSHIMA COFFEE WORKSとは方向性は異なり、ガッツリ食べることのできるお店でもあります。近くには他にも喫茶店は多く、徳島に来たらラーメン店巡りとは別に、喫茶店巡りもしてみたいところ。あとはバー巡りも通の間では人気のようです。
中華工房 チャイナ
こちらは町中華!
これまたガッツリ食べたい人にはうってつけですね!
徳島大同様、繁華街へのアクセスが容易で、近くに美味しいお店の多い文理大。全部の飲食店を制覇するのはかなり大変かもしれませんね!
四国大学
続いては、四国大学。吉野川の北側にあり、徳島大や徳島文理大と比べると、やや郊外に位置している印象です。
もともと女子大だったこともあり、家政学が前身の生活科学部や看護学部などがあって徳島文理大とはうまくすみ分けているイメージでしょうか(文学部はバッティングしていますが)。
しかし、飲食店、とりわけラーメン屋の数はかなり多く、食事には事欠かないでしょう。徳島文理大界隈はラーメン屋は少な目なので、不思議と飲食店のカラーも若干異なるようです。
ラーメン東大 応神店
やはりあるラーメン東大!こっちで「茶」を食べ…
西食
こちらで「黄」を食べる!
また、ちょっと遠くまで行く気力があれば、北島町、藍住町にも人気ラーメン店が集まっています!!
ラーメン事情については、徳島市の三つの大学の中でも一番恵まれた環境にあるかもしれません。
いかがでしたか?
やはり、「徳島ラーメン」の存在感は非常に大きく、香川のうどん同様、地元に深く根付いたご当地グルメが学生の食文化にも大きな影響を与えているエリアだと思います。一方で、町中華や定食屋などの、学生街定番のお店も揃っていて、食事情についてはかなり恵まれた大学が多い印象です。私が徳島出張をしたのはかなり前になってしまったので、随分記憶も薄れていますが、また是非訪れてみたいと思います。
次は高知です!
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