大学のソウルフード!66 京都市中部編(…と、思い出の店)
こんにちは。
京都の記事も随分増えてきましたね(笑)。
前に書いたのは「京都大学編:その壱(西側)」でしたが、
今回の記事は、以下の記事との地理的連続性が強いかもしれません。
今回は京都市の中心部、京都駅以北の大学ソウルフードと、私と親しかった大学生たちがよく行っていた京都の繁華街にある飲食店もご紹介できればと思います。
京都市立芸術大学
京都市立芸術大学は長く西京区大枝にありましたが、2023年10月から京都駅の近くに移転してきました。
大枝には、大学の正門のそばに「餃子の王将」がありました。こちらは元和食の店ということで、あまり王将っぽい雰囲気がしないということでも話題だったお店です。
移転後は…というと、やはりこの2つなのではないでしょうか。
新福菜館本店
第一旭本店
JRにかかるたかばしの麓にある、京都ラーメンを代表する2店が、一気に目の前になりました!
もちろん、学生さんのみならず、多くの方に愛されているラーメン店。言わずもがなですね。
京都に住んでいるときはもちろん、東京に移ってからも出張などの度によく訪れていたお店。気が付いたら両店ともに東京にもお店を出しています。京都でも二郎系や家系が食べられるようになり、そして東京でも京都系を食べることができるようになった時代を僕らは生きているのです(って大げさですね笑)。
龍谷大学(大宮)
続いて龍谷大学大宮キャンパスです。
今のメインキャンパスは深草ですが、発祥の地はこちら。
西本願寺の境内に図書館もあり、歴史を感じます。
こちらのソウルフードは?
サンビーム
大宮七条の角にある、昔ながらの定食屋さん。
やはり、大学の近くには定食屋があってほしい、と思うものです。
一方、圧倒的人気を誇るこちらもオススメです。
吟醸らーめん 久保田
大宮キャンパスからは少し歩きますが、それもまたいいかもしれませんね。
京都・思い出の店
では、ここからは京都の学生が飲み会や休日、バイト帰りなどに訪れるお店をご紹介してまいります!
みよし
高瀬川沿いの小さな通りである木屋町通の四条~三条付近は飲み屋街になっていて、三条通まですぐの場所にあるラーメン店がこちらです。
長浜ラーメンのお店ですが、その特徴は何といってもトッピングを入れ放題なところ。とりわけ天かすが珍しいような気がしています。
さざんか亭(本店、六角店)
木屋町通り沿いに本店と支店の六角店があるさざんか亭。レトロな居酒屋ですが、広大な座敷の部屋があるので、学生のサークルやクラブの飲み会などで使われることが多いお店です。
東京の場合、学生がよく行く飲み屋というと、どうしても大学の地域ごとに分散していますが、京都だとそれもある一方で、木屋町、河原町沿いに集まっているのが特徴的で、まさに学生の街ならではだと思います。
珉珉
こちらは木屋町を外れて、鴨川の方に出たところにある餃子屋さん。
私も仕事帰りによく三条駅で下車してここで食べてから帰宅していました。
京都で餃子というと、やはり「餃子の王将」のイメージが強いですが、それだけではないのです。
続いて、新京極へ。
京極スタンド
学生に、というよりは地域で愛されている、食堂のような、飲み屋のような、懐かしい雰囲気を持つお店。
アーケード街の新京極通にあります。
そして今度は木屋町通を下がり、四条以南に行きましょう。
地球屋
こちらは木屋町四条を下がって(南に進む、ということ)、路地に入ったところにあるお店。
ちょっとアングラな感じがして、サブカル系の学生やクリエイティブ系志向のある学生さんたちが多く出入りしている印象があります。
こういうノリ、いいですね笑
ここで語りながら、つい夜更かしをしてしまいそうです。
そして、ここを訪れる前に喫茶店もよいかもしれません。
フランソア喫茶室
京都の繁華街、学生も社会人も誰もが楽しめるお店が多いのが素晴らしいところです。この場で生まれるカルチャーの力は、やはり大きいなあ、と。
では、ちょっと喧騒を離れて、北の学生街と繁華街の間辺りにあるお洒落ゾーンの飲食店も観てみましょう。
パクチー
私が好きでよく訪れていたタイ料理のお店です。
その名の通り、パクチーなどの香辛料が効いていて、元気がでてきます!
このあたり、河原町丸太町あたりはとてもよい雰囲気で、
晴れている日など、鴨川沿いに出てみて散歩をするもよし、ランニングするもよし、サイクリングするもよし。
この界隈でもう一店おススメを。
キラメキノトリ
個人的には鶏白湯のイメージが強いですが、台湾まぜそばを広めたお店の一つでもあります。
私が京都にいた時期のラスト(2013~2014年)あたりによく行っていました。当時はオープンしたてでしたが、鶏白湯というジャンルに衝撃を受けたことを覚えています(今ではメジャーですが)。
いかがでしたか?
うーん、京都という町の持つ、学生と社会人が仲良く一緒にカルチャーを作っていく風土は、こういう飲食店があるから成り立っているような気がします。学校やコミュニティセンターで何かを話し合い、そしてその後は飲食店で気持ちをほぐす。
東京への一極集中が進む中で、京都だからこそ体験できることは確かにあるような気がします。もし大学生活をやり直せるなら、大学院に進んで、学部と大学院で関東と関西を分けても面白いかな、などと思ったりもしました。
ともあれ、もっと勉強すればよかったと今でもよく反省しています(苦笑)。