大学のソウルフード!㊺北摂(豊中市・吹田市・箕面市・摂津市)編
こんばんは!
本当なら「北河内編」のあとすぐに北摂に行くはずだったのですが、当初思ったよりも書くのが大変そうな気がしてきて、京都府に一度迂回しました(別に京都府が楽だというわけではないので、念のため)。
というわけで、満を持して北摂に参りましょう!!
大阪の北摂、一般的には淀川の北側という感じですが、大阪都心に通勤するために早くから作られた高級住宅街というイメージが強いエリアで、大学も多くあります。とりわけ大阪市内からのキャンパス移転が続き、かつては中之島界隈になった大阪大学に加え、あまりに大規模なので独立させて書いた関西大学も存在します。
そんな大学密集地帯の北摂、二回に分けて迫っていきたいと思います!
前半の今回は西側、豊中市・吹田市・箕面市・摂津市です!
大阪大学(豊中)
大阪帝国大学が設立された時は中之島界隈にキャンパスがありました。
豊中のキャンパスは、もともとは旧制浪速高等学校の校地だったところになります。
戦後の学制改革で、大阪大学は浪速高等学校と阿倍野の大阪高等学校を吸収しましたが、大阪高等学校の敷地だった場所は今ではマンションなどになっており、戦前からのルーツを持つキャンパスはここだけということになります(中之島センターをキャンパスと数えるかどうかは別にして)。
こちらにたどり着くには、阪急宝塚線で石橋阪大前駅か、大阪モノレールの柴原阪大前駅から歩くことになります(気が付いたら二つの駅名に「阪大前」が追加されていますね…昔は「石橋駅」と「柴原駅」でした)。
では、早速参りましょう!
阪大で愛されているメニューと言えば、「てんま」こと、「天津麻婆丼」!
もともとは図書館下食堂のまかないから生まれたというメニューです。
図書館下食堂
天津麻婆丼発祥の地ですが、今は夜しか提供していないメニューになっているということ。
お昼に食べるときは…。
3階食堂
こちらへどうぞ!
なお、長らく石橋阪大前駅近くで愛されていた「憩食堂」は閉店してしまったようです。駅近のお店情報もお待ちしています!!
大阪大学(吹田)
続いて、吹田キャンパスに参りましょう。
万博公園の隣にあることからもわかりますが、高度経済成長期以降のキャンパス郊外移転の動きと軌を一にして設置されたキャンパスです。
そのため、商店街などが少なく、食事情も学内で完結する傾向にありますが、豊中で生まれた「てんま」は吹田でも食べることができます。
吹田ドンドン
サムネイルはカツカレーですが、こちらも人気なのは天津麻婆丼とのことです。
また、大阪大学には三つ目のキャンパスとしてかつての大阪外国語大学のキャンパスだった箕面キャンパスがありましたが、最近箕面市内で移転し、彩都から船場に移ってきました。
こちらでどのお店がソウルフードになっていくのか?
とても楽しみです。
ちなみに、箕面といえば、ミスタードーナツの1号店があることでも知られています。
気になる方は訪れてみてもいいかも?
大和大学
大阪大学の吹田キャンパスに続き、吹田市内です。まずはJR吹田駅に参りましょう。
駅を出ると、ちょっと年季の入った地図が。
JR宿舎だった場所の一部が、今の大和大学になっています。
大和大学は進学校で有名な西大和学園が設立した大学で、2014年に開校してまだ10年ですが、非常に勢いのある大学として知られています。
さて、そんな大和大学のソウルフードは?
ハレノチ晴
大学【公式】が推すというのは、なかなか攻めていますね!
鶏白湯が人気ですが、その外にも種類が豊富で、多くの人が訪れているようです。
大阪学院大学
続いて参りましょう。
大阪学院大学は会計専門家の養成機関から始まり、今では社会科学系の総合大学になっています。
阪急京都線の正雀駅か、JR東海道線の岸部駅が最寄り、というか両路線に挟まれたところに大学があります。また、正雀駅の東側には大阪人間科学大学(こちらは摂津市)もあり、学生向けのお店が多いエリアでもあります(正雀、相川、上新庄と大学へのアクセスがよい駅が続いているのもいい感じです。特急は通過しますが)。
さて、ソウルフードと言えば?
宝来
1966年創業、長く学生たちに愛されてきたザ・学生食堂です!!
こちら、一番人気のメニューはなんと「KO」!(笑)
大を頼めばKO大!
オムライスにトンカツを乗せ、その上にカレーかトンカツソースをかけるのですが、これぞガッツリの極みですね!
ラーメン大王 岸部本店
深夜までやっている、豚骨でニンニク入れまくるラーメン。いやー、背徳感があっていいですね!!
翌日は何もない、という状況なら特に楽しめそうです!!
この界隈はノスタルジックなお店も多く、梅田へのアクセスもよいため、楽しい学生生活を送れそうな立地だと思います。KOせねば!!