スイカの種をぺぺーっと口から吹き飛ばすように構えずいこう
ここ数日、かなり涼しくなりました(東海地方は)。秋の気配を感じます。
今年の夏は小さな家庭菜園を復活しました。結婚したての5~6年前は時間の余裕もあって当時住んでたマンションのベランダでいろいろな野菜を育てていましたが、最近は子どもとの時間が優先だったので畑はしばらくお休みしていたのでした。
でもみーちゃん(息子)も3歳になり、妻の実家は兼業農家でみーちゃんは野菜の育て方を間近で見ていることもあり、この夏は我が家で小さな畑づくりに一緒に挑戦したのでした。
久しぶりだったためか土があまりよくなかったり、肥料のあげ具合いをミスったりで、比較的育てるのが簡単と言われているトマトやゴーヤをことごとく枯らしてしまいました。
一方、庭で食べたスイカの種をペペーっと飛ばしておいたら勝手に出てきた芽はすくすくと育ち、最終的にきちんと赤い実がなるまでになりました(トップ画像)。
手のひらサイズの大きさにしかならず大きめのスプーンでひとすくいしたらおしまい、という量しか食べられませんでしたが、味は意外にも普通のスイカ。とびきり美味しいというわけではないけれど。
こんなのが3玉できて、種まきから収穫まで途中の水やりなんかも含めて子どもと一緒に経験できたのはとてもいい思い出になりました。
以上、この夏の思い出でした。・・・って終わってもいいんですが、これじゃ小学生の絵日記に毛が生えたレベルだとここまできて思ってしまったので、もう少しだけ話を膨らませてみます(笑)
しっかり準備して育てようとしたものは枯れてしまい、テキトーにまいておいた(…って言うか”まいた”って自覚はないレベル)ものはすくすくと育つなんて、なんとも皮肉なもんですね。
でもこの出来事の中には大事な教訓みたいなのが隠れていて。これって、ちょっと大げさな言い方をするとこれからの生き方にも通じる出来事だなと思ったりします。
どういうことか?って言うと、「やってみよう!」と思って意気込んで始めても失敗することはよくある話。仕事にしたってそうだし、趣味にしたってそうです。
一方でそれほど気張らず何の気なしに進めていたことが意外にうまくいった、という話もボチボチある気がします。
まさに育てよう!と準備してたトマトは失敗して、テキトーにやってたスイカはうまくいったのと同じように。
大事なのは種まきしておくことです。思い付きでもテキトーでもいい。自分がやりたい!と思うがままに何でもやってみるってことです。それが種まきになると思います。
まいとかなきゃ絶対芽はでてきませんからね。もし芽が出たら、それから大きく育てる方法を考えりゃいいんだと思います。
最初から「大きく育てるぞ」って肩に力が入った状態でやるよりも、自然体で物事に取り組めるようになる、ということかもしれません。
人生無駄なことなんてない。あれもこれも、種まきだと思っていろんな経験をしていきたいです。
(ちょっと話を膨らませすぎただろうか?)
このnoteは、日々の暮らしのことや、小さな気づき・学びを綴っています。僕の日常のひとコマがあなたの行動のきっかけになればうれしく思います。
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