【忙しくしてこだわりをなくす】

最近はいろいろな予定を入れて意図的に忙しくさせているので忙しくなってきた。忙しくさせる理由としては、暇だといろいろと不安なことを考えてしまうし、忙しくすれば楽しみにしていることがすぐに近づき待つということも少なくなるからである。

忙しくなってくると、今までこだわってやっていたことを省かなければ仕事をこなせなくなってくるから、自然とそういったものを省くようになってきた。

まず、散髪に行くのは偶数月の月末に行けば、夏前や正月前にすっきりできるという理由で続けていたが、そんなの切りたい時に切ったほうが効率が良いし利にかなっていると思い、そのこだわりは辞めた。

次に、特に妻が決まった時間に次女にご飯を食べさせるけど、なかなかずっと口に含んで進まない時が多く時間を浪費していたので、これも無理して食べさせず、できるだけお腹が空いた時に食べさせるようにした。

次に、体重を毎日スマホのメモに書いているのだけど、それをまとめて、MacのNumbersにお医者さんに報告するために一月毎に再度まとめて書き直していたが、今はリベルサスダイエットも終わり、お医者さんに体重を報告する必要もないので、まとめることは辞めた。

後、気づいたことをスマホにメモしているのだが、それをいろいろなアプリに二重、三重に書いていたことが多かったが、デジタルなので、探そうと思えば探せるのだから、できるだけ一箇所に書くだけに気持ちを抑えるようにもしている。

また、PCやスマホなどのバックアップデータとして、一年に一回年末に、iCloudとは別にハードディスク機器に念のため二重で保存するようにしてきた。iPhoneの写真も一年に一回データとして、iCloudとハードディスクに移し変えていた。クラウド上に保存してあればまず失われることはないだろうし、それも今年はやめて、余計なバックアップはしないようにしようと考えている。

iPhoneの写真は一度データにしてしまうと後から探しにくくなり、写真アプリに入っているほうが使い勝手がいいが、写真の数も多くなりすぎてしまうので、どうしようか考えているとこである。気になったサイトとか、サイトは閉鎖されることもあり、探せない時もあるからhtmlのファイルを保存したりしているが、これはまだ辞められていない。

最後はやっぱり、仕事でも自分でやらないと気が済まないから自分でやってしまうというのはこだわりからくるものだが、実際にはそんなことはどうでもよく、いろいろな人でやったほうが新しいやり方が見えたり、共同作業の方が物事は早く進むことが多いので、あまり気にしないようにしている。こだわって自分でやってばかりいたら疲れるだけでいくら時間があっても足りないだろう。


限られた短い人生であるから、こだわりは捨てて、もっと楽しめることに時間を使いたいと思ってきたのは、年齢を重ねてきたからだろう。これらは忙しくない時には思いつかなかった、そして、実際に行動に移すことができなかったことである。意外にもこういったこだわりのために費やす時間は、たまには後で役に立つことがもあるが、けっこう大きく無駄なことも多い。データなんて、無限にでてくるし、無くしたところで人生が終わるわけではないのだ。

こだわりというのは、いいこともあるけれども、ほとんどが無駄を生じさせ、ハードディスクをわざわざ買ったりなどコストも増大させると考える。だから忙しくなって初めてわかるということも多いので、時にはというかいつも忙しくしていくということは大事なことなのかもしれないと思ったのであった。

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