子育てを「学ぶ」ということ
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育児の始まりは、仕事経験も知識もビジネスマナーも0の状態で仕事をさせられるような感覚
以前のnoteにも書いたことがありますが、私は育児におけるストレスは「いる終わるかわからない」「どう対処していいかわらかない」という「未知」の状態からくる部分があると思ってます。
仕事に関しては、会社に入れば社会人としての基礎を色々学ぶ機会があるし、型を教えてもらい実践しながらできるようになっていく。
でも、こと育児に関しては全くのNo知識でポーンと放り込まれて、ろくに教えてもらえる人もいない中で、「はい育児スタート!」みたいなところがあるなぁと。
そのせいか常に「これでいいのかな?(良かったのかな?)」「こうすればよかった」を繰り返しながら自己流にしかならざるを得ない状態を続けていく気がします。
もちろん巷の育児情報や育児本はあれど、山のような情報を探すことも大変だし、比較しようにもどれが自分に合っているのかもわからない。何冊か見てみればこっちではこういっているけどこっちにはこう書いてある、ということもあって、逆に迷子になってしまったりする。
思いつくものといえば、自分が育ってきた環境で親から受けた教育。親から受けてきた教育のスタイルや、やり方を踏襲するっていうことももちろんできるとは思いますが、でもそれが果たして自分の子どもにフィットするのかわからない。
あー、また怒ってしまった。感情的に叱ってしまった。ということへの「反省」はできても次に活かせる有効な「フィードバック」は誰もくれない。
いわば育児は、仕事経験0の状態で書店に並ぶ数多くのビジネス本の中から手探りで本を探し出し、読みかじった情報で仕事をやっていくようなもの。
このお客さんにはこれでうまくいったけど、このお客さんにはハマらなかった。あの時はこれでよかったのに、なんで今回はダメだったんだろう?
誰からもフィードバックももらえない状態で、1人(もしくはパートナーと2人)で悩むばかり。
育児に正解はないとはいうけど、短いような長いような子育て期間の間、手探り状態をずっとこの先も続けていくっていうのはやっぱりしんどい、と私は思うのです。
子どもとも向かい方やその子に合った声がけ、個性の伸ばし方など、子育ての下支えとなる指標や基盤となるものがあったらもっとラクだし、少なくとも悩み続けることはなくなるはず。自信を持てるはず。
そんなふうに思って私は子どものタイプ別講座を学ぶことを決めました。
子育てを学ぶことの重要性
私は子どもを持つにあたり、ずっと(今でも)感じていることがあります。それは1人の人間を育てる重み。
人間を育てるって本当にすごいことだといつも思っています。
親からの影響はとてつもなく大きい。私が与えられるものが1人の人間の土台を作り上げると思うと、ものすごく大きな責任を感じるのです。
育児に正解がないのと同じようにきっと成功も失敗もないだろうけど、子どもの才能を伸ばせて良かったと思えたり、子どもが幸せだと思える状態を作れることはやはり親として大事なことだと思っています。
同じ育児期間を過ごすなら、後悔や反省を重ねて悩み続ける時間に費やすより、自分が自信を持って子どもと向き合えるための学びを得て実践していく時間にしたほうがよっぽどいい。
それこそ私が目指す「エコな子育て」なんじゃないかと思い至り、私は育児を学ぶという選択をしました。
まだまだ始まったばかりですが、学びを自分のものにして、十数年という子育て期間をより充実したものにしていきたいと思います。
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