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【2024年新キャリア戦略】会社員+経営者の二刀流がおすすめな理由

 これからの時代に一番おすすめなキャリア戦略は、会社員+経営者の二刀流。

ここ数年AIを含むテクノロジーの急激な進化や経済、環境の変化により、個人がとるべきキャリア戦略が大きく変わってきています。

例えば、私が2021年にキャリコーチングで起業した時は、終身雇用は崩壊しつつあるけど、まだ大丈夫だよね・・という感じでした。

しかし、2024年の今現在、終身雇用をまだ信じている人がどれだけ残っているでしょうか。

3年で世界はかなり変わったと感じます。

今回は「会社員+経営者の二刀流がおすすめな理由」というタイトルで、最新のキャリア戦略について書いてみました。

誰でも経営者マインドをもつ必要がある時代に

「個の時代の到来」と言われて長らく経ちます。フリーランスや個人起業家のキャリア選択をする人ももはや珍しくないです。

アーティストや芸能人もエージェントから独立する人や、最初から個人で活動する人も年々増えています。

HIKAKINさんなどを見てると、個人でも大企業の社長以上の影響力を持てる時代になったんだな~と思います。

今までの時代は、会社員という働き方が主流でした。先がある程度予測できる時代であれば、会社というプラットフォームに身を任せていてもさほど困りません。

一方で、今は数年先すら予測が困難な時代。

会社に身を任せるのではなく、誰でも自分で考え判断して決める、責任をとる、という経営者マインドを持つ必性が出てきました。

「経営者マインド」を養うために、二刀流で経営者を経験することが、新しいキャリア戦略において重要だと考えています。

経営者マインドを持つには経営者をやってみるしかない

「どうしたら経営者マインドを持てるの?」という人も多いかもですね。個人的には経営者マインドを持つには経営者をやってみるしかない思います。

なぜなら、ビジネスで論理的にこうした方がいいと知っていることと、自分が最終的責任者として実行できるかは天と地ほど違うから(これは私自身痛いほど経験しました)。

「経営者?そんなの自分には無理!!」という声が多そうですね。

でも個人的にはお試しから経験してみていいと思うんです。何かアイディアがあればミニ事業計画作ってみて、試しに回してみる。

例えば、5万円投資すると決めるとします。ポイントはその5万をどう使うかですよね。

そこからもし利益が出たら成功だし、1円も生み出せなければ、5万円を失うだけ。

これって普段は会社の経営者が何十百億の規模でやってるので、会社員だと自分ゴトと捉えにくいんです。

でも、自分のお財布から5万円出してたら、どうしたらいいか必死で考えませんか?5万円失うのも、増やすのも自分次第。

今は投資額ゼロでもやり方次第で売上を上げることはできます。でも身銭を切ることで、どうすべきか真剣に考えるし、お客様にも向き合えると思います。

まずは副業でお試し経営をやってみることで、「経営者マインド」を養ってみてはいかがでしょうか。

会社員として働くメリットも大きい

ここまでは経営者マインドを推してきました。数年先すら予測できない時代に、本当の意味での考える力や決断力が必要だと思うからです。

「じゃあ、二刀流じゃなくて経営者だけやればいいじゃん?」という声もあるかもしれませんね。

それはそうです。私自身はあまり組織で働くことに合ってないと思ったので、会社員自体を辞めました。

一方で実際に辞めてみて、会社員のメリット大きさにも改めて気づきました。

一番大きいメリットは、①収入が安定することと、②リソースが豊富にある(スケールの大きい仕事ができる)ことでしょうか。

それらのメリットがあっても、私は会社員には戻りたくないと思うんですけどね。

一方、根拠はないですが、日本人の多くは組織に属している方が安心するのではないでしょうか。

つまり大多数の人にとっては、収入の安定や、スケールの大きな仕事ができるというメリットも享受しつつ、個人でも経営者として活動する方法が最も合理的なのではと思います。

キャリア戦略と未来予測力に関して書いた記事。二刀流についても触れてます。

二刀流キャリアのメリットまとめ

ここまで、「誰でも経営者マインドを持つ必要がある」→「そのためには経営者をやってみるしかない」→「会社員として働くメリットも大きい」と書いてきました。

最後に、大多数の人に二刀流をおすめする理由(メリット)をまとめます。

会社員+経営者の二刀流のメリット4つ:
① 経営者としての経験を会社員の仕事で活かせる(反対もしかり)
② 収入の安定を保てる(上手くいけばトータル収入UP)
③ 会社を活用すればスケールの大きい仕事にも携われる
④ 万が一会社員の仕事が切られても自分の事業はなくならない

特に④に関しては、これからの時代すごく重要だと思います。

今年1本目のnoteでも書いたのですが、今後AIが急速に発達すれば、自分の仕事がなくなる可能性はゼロではありません。

そして、ステータスや年収が高いホワイトカラー労働者の価値が一気に下がる可能性も十分にあります。

上では会社員のメリットについて書きましたが、会社員の最大のデメリットは生殺与奪が他者にコントロールされること。お給料だけでなく、仕事の有無すら自分で選べないのです。

「あなたにはもう仕事はありません」と言われたら終わり。

一方自分で創った事業は辞めない限りなくなりません。すべて自分のコントロール下におけます。

会社員としてのメリットも享受しつつ、いざとなったら自力で立てるといういいとこどりが、二刀流キャリアをおすすめする大きな理由です。

最後に

今回は「会社員+営者の二刀流がおすすめな理由」というタイトルで記事を書きました。

これからの時代は、渡された仕事をこなすのではなく、自分で全部考えて判断する「経営者マインド」が絶対的に必要。そしてそれは雇われているうちは身につかないスキルだと思います。

また、自分が経営者であれば、他者の権限でいきなり仕事を失うことも、やりたくないことをやらされることもありません。

一方で、会社員であるメリットも確実に存在します。また、大半の人が組織で働くことに適しているという事実もあります。

それらを踏まえ、雇われるメリットも享受しながら、いざという時には自分のキャリアのハンドルを握ることもできる、会社員+経営者の二刀流戦略が一番合理的なのではと考えました。

もちろん、人の特性はそれぞれなので、自分に合った戦略を選ぶのが最終的にはベスト。

時代の変化や個々の特性、目標に合わせて、柔軟に考えていきたいものです。

最後までお付き合いいただきありがとうございました!

それではまた次回♡

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