情熱所長「本当の叱り方」Vol.7|上司からの報連相(報告、連絡、相談)
~上司からの報連相(報告、連絡、相談)~
前回のお話は、できる上司ほど、
いつも自分が正しいと思っている。
できない人の気持ちが分からない。
だから、「つい部下を追い詰めてしまう」でした。
情熱所長も気をつけよう!ということでしたね。
では、今回のはじまりです。
吉田部長
「やあ、情熱所長、元気かな。
部下たちの様子は、どうかね?」
情熱所長
『最近、部下たちが何も聞きに来ないです。
何を考えているのか分からないんです。』(汗)
「そうか、部下たちが何も聞いて来ないのか~。」
『そうなんです。
報連相がまったくできていないです!』
「情熱所長が若い時に、
その報連相を自分からやった経験はあるかね?」
『そういえば、若いときは何を聞いたら良いのかさっぱり分からなかったな。
だから、自分からはなかなか聞けなかったです。』
「そうだろう、部下は上司になかなか聞きづらいものなんだ!」
『じゃ、この状況をどうすればいいんでしょうか?』
「簡単だよ!情熱所長の方から聞けばいいんだよ!」
『え、私から聞くんですか!?』
「そう、“調子はどう?上手くいっている?困ったことはない?”
こんな感じで聞いてみるんだ。
これは、上司から行う報連相、逆報連相というところかな!」
『え、逆報連相ですか!?』
「例えば情熱所長が現場や職場を回った時、
一人ひとりの部下に
“おはよう!調子はどう?困ったことはない?”
“○○君、最近□□なんだって”
というように声掛けしてあげるんだ!」
『声掛けして、聞きたいことをこっちから聞いてみる訳ですね。』
「そうなんだ!
そうすると、部下は“実は・・・”というように相談できる。」
『そうか、私にはそれができていなかったんですね!』(汗)
「わかってくれたようだね。
部下が5人いても、一人5分もかからない。
もし、問題があっても小さいうちに対応できることができる。」
『そうですね。自分から声掛けした方が
自分のためにも部下ためにもなりますね!』
「そうだろう。
おまけに情熱所長からいつも聞かれるから、
部方たちも聞かれる前に自分から答えるようになってくるんだ。」
『凄いですね!一石二鳥ですね。
分かりました!さっそくやってみます!』
(笑顔になる情熱所長でした)
今回の質問は、
~部下にどんな報連相していますか?~
次回に続けます。お楽しみに!(^o^)v
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