上司力に差を付ける観察の力。部下の小さな変化に気づく!情熱所長シリーズVol.45
もし、仕事が上手くいっていないとき、落ち着いて仕事ができるでしょうか。
誰でも不安を抱えたままでは、仕事のパフォーマンス(やる気、行動力)をあげることはできません。
では、部下が不安を抱えているとき、どうやって上司が、その不安に気づきにフォローアップしてあげるのか。吉田部長と情熱所長の対話から教えてもらいましょう。
では、今回のはじまりです!
|小さな変化は部下の心のシグナル
吉田部長
「情熱所長、職場の雰囲気が大分明るくなったね!」
情熱所長
『ありがとうございます!教えていただいたようにできるだけ笑顔でいるようにしています』
「それはいい。頑張っているね!
ところで、情熱所長は笑顔になったのはいいけど、部下はどんな表情をしているだろうか?」
『え、部下の表情ですか?』
「そう、部下の表情を観察していると、小さな変化に気づくことがある。
例えば、視線を逸らそうとしたり下を向いたままになっていたりしていないだろうか?」
『うーん、そこまで気に掛けていなかったです。。。。』(汗
「人間は感情の動物だから、日々の気分が仕事の成果に影響を与えてしまうんだ」
『そうですねー』
|不安なときは誰でも仕事どころではなくなる!
「ご機嫌な状態であれば問題ないが、何かに心が捉われ不安な状態でいると、部下のパフォーマンスは下がってしまう!」
『そうですね。それでは仕事どころではないですね』
「だから、上司は部下の心の状態に気がついてあがることが大事なんだ」
『うーん、部下の心の状態ですかー?』
「部下の心の状態に気がつくためには、部下の小さな変化に気づける観察力が必要だ」
『そうなんですか。観察力が必要なんですね!?』
|表情や声のトーンの変化に気づき、部下が話せるきっかけを!
「そう、もし部下の表情や声のトーンに違和感を覚えたら、“最近どう?何かあった?”などさりげない言葉を掛けてあげるといいよ!」
『笑顔だけではダメなんですね!』(汗)
「笑顔も大切だけど、観察もさらに優秀な上司になるために必要なことなんだ!
もしかしたら、仕事が上手くいかなくて悩んでいるかもしれない」
『そうですね、仕事が上手くいっていないとき、部下から口を開きづらいですよね』
「だから、部下が相談しやすいように上司がきっかけを作ることが大事なんだ」
『そうか、きっかけかー』
「もし、上司が部下の変化に気づかずに放っておいたらどうなる?
部下が取り返しのつかないミスをしたり、突然辞めてしまったりするかもしれない!」
『そうですね、怖い話ですね』
「だから、部下から何も報告や相談がないから大丈夫だと慢心することなく、
毎日、声掛けや雑談して部下の表情や言葉のトーンで部下の心の状態を観察してみるといい!」
『わかりました。やってみます!』
では、今回の質問です。
「あなたは、部下の仕事しか気にしない!
それとも日々の表情や仕草を気にする!
どちらですか?」
次回に続けます!お楽しみに!(^o^)v
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