情熱所長 「本当の叱り方」|Vol.6 できる上司の陥る落とし穴
~できる上司の陥る落とし穴~
前回は、自己開示の大切さを自己開示の天才、豊臣秀吉から教えて貰いました。
上司は自慢話ではなく失敗談を語っていきましょう!!
https://note.com/yoshidayuji/n/n47cc57e7a3ce
吉田部長
「情熱所長、もう年末だね!
所長になって、この一年、どうだった?」
情熱所長
『そうですね、管理職になる前は自分一人で頑張れば良かったんですが、
チーム全体を引っ張っていくことは、なかなか簡単ではないと痛感しています!』
「そうか、大変だったかー、
じゃ、もう一度、管理職が気をつけたいところを復習してみようか。」
『お願します!』
「私もかつてはそうだったんだが、
上司は今までのやり方で成功しているので、
どうしても、そのやり方が正しいと思っている。
だから、自分のやり方を押し通しても、
誰からも文句を言われないはずだと思ってしまう。」
『そうですね。私もそうだと思います。』
「“正しいことをして何が悪い、悪いのは部下だ!”という風にね。」
『なっていますねー』(汗)
「部下が失敗したとき、一方的に
“なんで、俺の言うとおりにやらないんだ!”
と追い詰めていないかな?」
『やってますー』(汗)
「そうすると、
部下は追い詰められて心が折れてしまう。」
『深刻な話ですね。
パワハラのような感じがします。』(汗)
「そうなんだ、部下の心が折れてしまっているのに、
上司は、自分が正しい悪いのは部下だと思っている。
今考えてみると、私もやっていたな!」
『吉田部長にもそんなときがあったんですか』
「あったね。大反省だ。
できる人は、できない人の気持ちが分からない
人の痛みが分からないんだ!」
『そういえば、私もそんなところがあるような気がします』
「部下を甘やかすことではないけど、部下のできないというコンプレックスや
不安を私たち上司はわかってあげないといけないな。」
『まずは、部下の気持ちをしっかり受け止めてあげることが大切なんですね!』
「そう、自分の考えだけを押し付けずに、
部下の気持ちをわかってあげることが大切なんだ。
だから、部下と双方向のコミュニケーションをしてみよう!」
『そうですねー。わかりました。
部下が、納得できるように対話をしながら
コミュニケーションをとってみます!』
今回の質問です。
~部下を知らず知らずに追い込んでいませんか?
どんな対話をしたいですか?~
次回に続けます。お楽しみに!(^o^)v
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最後まで読んでいただきありがとうございました。
職場でも家庭でも相手をわかってあげることが大切です。
どんなことに関心があるか、どんなことに困っているか。
良好な人間関係を築くために
相手の気持ちに寄り添ってあげましょう。
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