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リーダーの表情で職場の雰囲気が決まる!忙しそうにしているリーダーが優秀だという勘違い!情熱所長シリーズVol.44

私の観察によると、リーダーの表情は思った以上に職場の雰囲気を左右します。例えば、明るい雰囲気の職場は必ずリーダーは笑顔です。一方、いつも忙しそうにしている仏頂面したリーダーがいる職場は、ギスギスした暗い雰囲気になります。

どちらの職場が働きやすい職場かはもうお分かりだと思いますが、リーダーは意外に自分の表情に気づいていません。今回もその理由を吉田部長と情熱所長の対話から教えてもらいましょう。


では、今回のはじまりです!

吉田部長
「情熱所長、最近深刻な顔しているね?」

情熱所長
『そうなんです。これは吉田部長にしか言えませんが
最近、利益見込みが下がり気味でなんです』(汗)

「そうか、それは大変だな、利益見込みの話はあとにするとして、その深刻な顔だと現場が暗くなりそうだねー」

『え、そうなんですか?何でですか?』

「情熱所長がそんな深刻な顔をしていたら、部下や現場の人たちは、どう思うだろうか?」

|忙しいそうにしているリーダーが優秀だという勘違い!

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何か大変なことがあって、悩んでいるんだろうな。
所長も大変だよなと思ってくれているのではないでしょうか

「そうか。現場のメンバーは情熱所長が大変なことになっていると思っていると。確かにそういうこともあるかもしれないが」

『え、そうじゃないんですか?』

「たぶん、部下や現場の人たちは何か情熱所長から文句を言われるか、
怒られるのではないかと思っている
んじゃないかな!?」

『え、そういう風に思っているんですか』(汗)

|仏頂面の上司は、部下を不安にさせる!

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「そう、部下達はまた叱られるのではないかと不安な気持ちで仕事をしていると思うよ。
そうなると、現場の雰囲気も悪くなり生産性もあがらない。

安全管理、品質管理、工程管理などに注がなければならないエネルギーが不安に注がれてしまい、本来、発揮すべきところに注がれなくなってしまうんだ!」 

『え、そうなってしまうんですか?』

「深刻な顔をするなと言っている訳じゃないけれど
普段は笑顔でいないと部下は不安で仕事ができなくなってしまう!」

『そうですね、私も若い頃、仏頂面の上司の下でいつもヒヤヒヤした経験があります』

「そうだろう!朝から深刻な顔をした情熱所長の顔を部下が見たら、一日のモチベーションが一気になくなってしまうよ!

『そうですねー』

「おまけに、そんな深刻な顔をしている所長の側には近寄りたくなくなってしまう。すると、誰も報告や相談をしなくなってしまうよ!」

『結構―、深刻なことになってしまいますね』

|上司の笑顔は、部下を安心させる!

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「逆に、普段ニコニコしている情熱所長が深刻な顔をしているとき、
部下は何かあるのかなと所長の変化に気がつく
んだ。

すると、部下は頼まれた仕事がまだ終わっていなかったな!と
叱られる前から自分のできていなかったことに気づくことができるんだ」

『なるほど、そうなんですね!』

「もし、情熱所長が笑顔を作るのが苦手だったら、鏡に向かって《海~》と言ってみてごらん、うみーの「みー」のところがニコニコ笑顔をポイントだよ!」

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『はい、やってみます!!』(笑)

「じゃ、利益見込みの話を聞こうか」

では、今回の質問です。

「あなたの表情は、職場にどんな影響を与えているでしょうか?」

次回に続けます!お楽しみに!(^o^)v

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