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『小学8年生』

小学館の小学生向け雑誌『小学8年生』をいただいた。雑誌を送ってくださったのは、10月に講義をさせてもらった北海道大学CoSTEPの集中講義に参加されていた方だ。なんと、この雑誌の副編集長をされていたのだ、そんな人にサイエンスライティングの講義をするなんて、あぁ恐れ多いことを。

雑誌をペラペラとめくりながら、札幌の串カツ屋で聞かせてもらった話を思い出す。

「『小学8年生』の「8」は電卓とかに使われているデジタル表示の8でどんな数字にも変身できるので1,2,3,4,5,6年生全てに対応している意味なんですよ」
「なるほど〜」と「各学年の雑誌は統合されたんだぁ」の2つの驚きがあった。

小学○年生の魅力といえばやっぱり、付録だと思う。今号の付録は「ガシャポン」と「HAKUTOの月面着陸船」のペーパークラフト。ぼくにはHAKUTOの方に思い入れがあるが、小学0年生の3歳の息子つむぎは「ガシャポン」に目を光らせる。

ここ最近、つむぎは「ガシャポン」に目がない。ほとんどやらせてこなかったのに、いつの間にかその魅力に取り憑かれてしまっていた。「ガシャポン」の前を通るたびに「やりたい」と言い始める。特に、ぼくとふたりのときはここぞとばかりに猛アピールだ。きっと説得の難しいママがいないときはチャンスだと思っているのだろう。

その大好きな「ガシャポン」を家で作れると分かったつむぎは大喜び。自分でつくるのはまだ難しそうなので、ぼくがせっせと組み立てる。

指が太いぼくがつくるのも、それはそれで難しかったが無事に完成。

さっそく、ぐるぐるとガシャポンを回すつむぎ、中身を入れていないカプセルでも、とても楽しそうだ。つむぎにとってガシャポンの魅力は「中身」ではなくて、回すことでカプセル出てくる「行為」そのものにあったのかもしれない。

しばらくして、雑誌の中にカプセルの中身として使える、いくつかの紙のセットを見つける。じゃんけんができるセットをカプセルに詰め、ゲームスタート。そこからは延々とガシャガシャじゃんけんに興じるのだった。

小西さん、『小学8年生』ありがとうございます。ぼくもつむぎと一緒に楽しく読ませてもらいます。次号の掘削機の特集もすごく気になっています。次は買わせていただきますね!

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吉田拓実|さいこうファーム OKHOTSK BIHORO
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