美幌町にルイーダの酒場ができるらしい
役場の方に誘っていただいて、移住者交流会に参加してきた。会場はいつもおいしい「らぐぅ」。らぐぅで誰かとご飯を食べられるというだけで十分価値があるのである。
今日のらぐぅのメニューはローストポークライス(名前は定かではないが、シンプルに名付けるならきっとこういう名前だろう。)。柔らかくローストされた美幌町の北斗ポーク。あぁ、うまい。らぐぅはいつ来てもうまい。
これだけで十二分に満足しつつ。本題の交流会が進む。話題は移住者から見た美幌町の良いところ、悪いところ。良いところでみんな挙げてたのは立地。空港近いし、北見も網走も近い。それでいて町の中にはスーパーなどの普段の生活に必要なものも揃っている。そんなところ。
一方悪い(もしくは残念だったり心配な)ところについて、これは教育の話だったり、文化的なイベントの話だったりが出てたかな?まぁ、この辺りが大都会にかなわないのは仕方ない部分もあるよね。
で、話題は未来の話へ。良い技術を持っている工房、昔から愛されてきた商店、町内のさまざまなところで後継者がおらず、下手したらあと5,6年もすると閉業ラッシュが始まってしまうのではないか?という話になった。
人がいなくてやめてしまう事業者がある一方で、仕事がなくて移住に踏み出せない人は多い。移住した先にどんな仕事があるかなんて移住する人には分かりっこない。どうにかうまくマッチングできないか?
例えば、後継者としてある程度仕事ができる(もしくは稼げるようになる)ための数年間の給与は町がある程度補助してあげるとか。もしくはフリーランスである程度働ける人が、その仕事を続けたまま後継者になれるように両者の橋渡しをしてあげる仕組みを作るとか。
そんな話をしていた。
そして、そんな場所になりうる施設が美幌町にできるのです。その名も「KITEN」。名前もぴったり。
今日はそこの運営を担うFoundingBaseから地域おこし協力隊として派遣されてきた2人も一緒に参加していたのです。
KITENの機能についてはまだ模索中の部分もあるみたいだけど、コワーキングスペース、コミュニティカフェ、会議室、移住定住の相談拠点になることは決まっているよう。
いろんな人が集って、オホーツクで暮らす場所を見つけたり、新たな職を探せたり、フリーランスで働く人たちが一緒に仕事ができたり。そんなワクワクする冒険が始まる「現代版ルイーダの酒場」みたいになればいいなぁ。
そしたら、ぼくは武道家と遊び人と僧侶のパーティーで、で遊び人は早めに賢者に転職させて・・・。
あぁ、これはそう言えば、HLS弘前の辻正太さんの受け売りだな。まぁ、でも美幌にもそんな場所を作りたいなぁ。