発見に溢れている3歳の息子の日常

3歳の息子、つむぎの一日はぼくの一日よりもかなり濃密で発見に溢れている。

お風呂の中で、ふと、喜びを伝えてくるつむぎ。
「だでぃ、水ってくっつくんだね！」

浴槽の中で、反対向きに沈め、空気を抜き、お湯が詰まった風呂桶は湯船からなかなか引っ張り上げられないことに気づいたようだ。

「あぁ、よく気がついたね。それは、空気の重さが影響しているんだよ。空気っていうのは普段気が付かないけど重さがあってね、水がつまっている風呂桶は・・・」
普通に説明を試みる。

「うーん、もう一回やってみる」
分かっているかどうかは分からないけれどニコニコしている。自分で発見した水がくっつく現象が楽しいみたいだ。

大気圧の存在が知られていない世界では、本当に水はくっつくものなのかもしれない。それにしても水がくっつくっていう表現は面白かったなぁ。

あぁ、でも、今回の現象は大気圧だけど、実際に水は分子間力でくっつき合うもんな。つむぎは、知識として知る前に、水滴を見てこのことも発見するのかなぁ？