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培土されたじゃがいも畑はなんだか気持ちがいい

知り合いから購入したかまぼこ培土機は75cm幅に調整済み。トラクターにカルチを搭載。カルチの爪を通常のものからかまぼこ培土機に変更。半分を切っていた燃料も補充。

「よし、行くか」

昨日のnoteで今年は「なんとかこのタイミングでできた」を増やすことを目指すと書いたが、じゃがいもの培土のタイミングは遅れに遅れていた。本当なら、じゃがいもをまいた直後に培土をやりたいところだった。

昨年から提案してもらっていた培土機を購入したり。さつまいもやとうもろこしの畑の準備をしたりしている内に、いつの間にか2週間が経っていた。まぁ、人に手伝いに来てもらったのも最近のことだし、こんなものだろう。

そもそも、培土が遅れることのデメリットがあるのかがよくわからない。どうなんだろう。

とはいえ、畝の上に小さな雑草が生えてきているので、さすがにもうやらねばなタイミングだ。もしかしたら週末雨が降ってくれるかもしれない。そしたら、土壌処理剤をまくのにもちょうどいいはずだ。

トラクターに乗って、畑へ。じゃがいもの畝に正対する。

カルチを下ろす。いざ出発。

畝の中央をトラクターのセンターに合わせて進んでいく。

振り返る。

全然培土されていない・・・。

あれ?なにか間違えたのかしら?トラクターを降りて横から眺めてみる。とりあえずかまぼこ培土機をカルチに対して一番下まで伸びる状態にセットし直す。

また走ってみる。培土されない・・・。

今度は培土機を固定しているトップリンクを伸ばして、なるべく平行になるようにしてみる。

走ってみる。後ろにはかまぼこ状の畝ができ始める。いい感じ。

そこからは、快調に培土を続ける。横向きに傾斜がある畑なので、トラクターの後方が流されて培土機がセンターからズレてしまうこともある。そのときに、なんだか種芋っぽいものがポロポロっと出ていることもある。

でも、多少のことは気にしない。下手に気にして大げさにハンドルを切るともっと酷いことになるのだ。

ところどころうまくいっていないところもあるが、日が暮れる前にじゃがいも畑の培土を終えた。

いつも思うが、きれいに培土されたじゃがいも畑のどこまでも均一な感じは見ていて気持ちがいい。整理整頓されたおもちゃ部屋を眺めているくらいの清々しさがある。

ともかく、培土はできた。よし、次々!

最後まで読んでいただきありがとうございます。東京から北海道オホーツクの美幌町に新規就農した4人と1匹家族の農業、子育て、おすすめスポットなどをほぼ毎日更新しています。もしよろしければ「スキ」「フォロー」をお願いします!
(登場人物)
ぼく:東京大学で農学博士取得後、ベンチャーで8年勤務。その後、北海道で新規就農。
幸枝さん:ぼくの妻。北海道大学で生命科学修士、ぼくと同じベンチャーで同期入社。2015年に結婚。
つむぎ:3歳の長男。北海道で元気いっぱいに成長中。電車、働く車、飛行機など乗り物大好き。
スピカ:2歳の猫。女の子。網走の病院で保護されていたところからぼくの家にやってくる。
櫂:0歳の次男。長男が騒ぎ回る横で、どっしりと寝ている大物感を漂わせる。

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吉田拓実|さいこうファーム OKHOTSK BIHORO
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