Notionは日々の農作業タスクの共有・受け渡しにとても便利です!
最近妻の幸枝さんもトラクターに乗る機会が増え、いろんな作業を2人で分担できるようになってきた。
そうなってくると重要なのが今日やるタスクの共有。
口伝で農業のタスク共有は意外と大変
「幸枝さん、今日は肥料散布と畑作りを一緒にやろうと思うんだけど。
ブロードキャスターで肥料散布お願いしていい?」
「OK!」
こんな感じで朝、作業に出る前にそれぞれの役割分担を大まかに共有する。
ここまではいいのだが、実際の作業をするためにはもっと詳細な情報共有が必要だ。
「で、肥料散布なんだけど。今日散布したい区画は前回ブロッコリーを定植した南側の通路から16mの端から端まで。散布量は苦土生石灰が100kg/10aでいくから400kgで20袋ね、発酵鶏糞は80kg/10aで320kgだから16袋、あとキーゼライトを80kgの4袋でお願い。それぞれのブロードキャスターの設定は、苦土生石灰がメモリ150のギアが1の6で2500回転。発酵鶏糞が・・・・・・」
一度では覚えられんし、伝えきれん。
なので、現場に一緒に言ってその都度伝えることが必要になる。
そうなると、ぼくは離れて作業できなくなるし、幸枝さんもいちいち聞くのはめんどくさくなるだろう。
Notionを使ってタスク共有するための準備
そこで、Notionを使ってみることにしたら、とても便利だった。
まずは日々の農業のタスクを管理しているデータベースに、その日お願いする作業タスクを作る。
タスクデータベースづくりについてはこちらを!
ここでタスクをタイトルや日付だけいれるのではなくて、タスクに紐づいたテキストをフル活用する。
テキストの中に具体的な作業内容。
作業してほしい区画の場所情報を入力。
場所情報については、グーグルマップのマイマップ機能で区画を示す。
ちなみに、横道にちょっとそれるがマイマップもかなり便利。
さいこうファームでは年度ごとの畑の利用状況も衛星画像の上に区画を区切って記録している。
これで下準備は完了。
後はこのタスクをウェブ共有して、幸枝さんにLINEで送るだけ。
※さいこうファームではまだNotionを無料プランで使っているのでウェブ共有が必要ですが、有料プランならウェブ共有する必要は無いはずです。無料プラン利用についてはこちらも御覧ください。
Notionでタスク共有するとそのまま作業日誌に早変わり
幸枝さんはLINEで送られてきたリンクをクリックすると、こんな画面が表示される。
このとき、幸枝さんはNotionにログインする必要がない。
ここに書かれている情報をもとに、ぼくが近くにいなくても迷わず作業することが可能だ。
もし、ここに無い情報が必要になった場合は、電話などで聞いてもらうことになる。
今後はその情報もタスクに加えるようにするので、精度はさらに上がっていくはず。
「作業終わったよ!」
と幸枝さんから報告をもらった時点で、作業のステータスを完了に変更。
これですでに作業日誌としても機能しているからかなり便利。
作業日誌をつけるのは毎年試みては、途中で諦めがちになる。
でも、タスクの共有のために作るのであればなんとか続けられる気がする。
さらに、幸枝さんがNotionにログインしたら、作業のときに気がついたこと、工夫したこと、困ったことをメモとして書き残すこともできる。
ログインできない場合は、ぼくが入力しておけば、次に同様の作業をする際の振り返りにも有用だ。
やっぱりNotionはとても便利、農ション楽しい!
以上でこの記事は全てです。
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