父と一緒に能取岬へ
今年も獅子奮迅、一騎当千の活躍をしてくれたぼくの父ことじぃじ。
櫂の運動会の日に東京へ戻ることに。
毎年のことながら我が父は「農業を手伝う」と決めたら、それに一意専心、休むことなく農業を手伝い続けてくれる。
お陰で少しずつ雑草が幅を利かせ始めていたアスパラハウスはきれいになり、トウモロコシの定植も進んだ。
本当にありがたい。
そんな父の今回の訪問の中で唯一行ってみたいと言っていた場所、能取岬にみんなで行くことにした。
網走の市街地を越え、海沿いの道から山道に入っていく。
しばらく走り、右に曲がると急に視界がひらける。
能取岬だ。
昔は放牧地としても使っていたらしく、突然広大な牧草地が広がり、その先には黒と白で彩られた灯台が見える。
岬から見渡せる海はどこまでも広く、地球の丸さを感じることさえできる。
相変わらず気持ちがいい場所だ。
カメラモードにしたぼくのスマートフォンを握りしめるつむぎを先頭に、幸枝さんと父は岬の突端に向かう。
ぼくは、足元の砂利や路傍の花に気を取られる櫂と一緒にのんびりと進まない。
それでも天気も良く、いい日だった。
能取岬から美幌に戻ると、スシノソラで早めの夕食。
農業の疲れが溜まっていたのであろう父は、つむぎと櫂が暴れまわり、一瞬たりとものんびりできない食事に完全に疲れ切っていた。
お疲れ様でした。
そして、女満別空港でお別れ。
今回も本当にありがとうございました。
おかげさまで今シーズンもギリギリなんとか進んでいます!
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