つむぎのもとには今年もサンタクロース

午前3時、
「サンタさん、こない！」
3歳の長男つむぎが起きているのか、寝言なのか判断がつかない言葉を発する。
「大丈夫、朝起きる頃にはきっと来てるよ」
むにゃむにゃしている。やはり寝言だったのだろうか？
それからも、時折、サンタさんが来ていなことを憂う声がする。

午前6時半、つむぎはすくっと起きる。
「サンタさん、こない！」
今度は寝言ではなさそうだ。
「どうして、そう思うの？ほんとにサンタさん来てない？」
「くつ下になにも入ってない」
「あぁ、でもくつ下の下に何か置いてない？」

ピンクの袋に入ったものを見つけたつむぎ。満面の笑み。
「あ、来てた！」

電気をつけて、袋の中身を確認する。
一つはかねてから欲しがっていたジョブレイバーのドクターヘリ、そしてもう一つはなぜか追加されていたアニアの水に浮くカバだ。

急いで、妻と次男の櫂がいるリビングに降りていく。

妻にひとしきり報告した後、早速ジョブレイバーの組み立てに入る。ジョブレイバーは簡単に言うとロボットに変形するトミカだ。シンカリオンといい、ジョブレイバーといい、タカラトミーはいい商品を考えたなぁと思う。前職の時代にお会いしたタカラトミーのみなさんは元気だろうか。

もう一つのカバについても、かなり喜んでいたようだ。なにより水に浮かぶというのがわくわくポイントの模様。湯船で遊ぶのが楽しみでしょうがなかったようで、今日のお風呂では奇跡的なほどスムースに体と頭を表せてくれた。

ということで、今年もつむぎのもとには無事にサンタさんが来てくれましたとさ。