無料プランのまま、Notionを農業の情報共有に使う方法
さいこうファームでは、引き続き淡々とNotion(農ション)を使っている。
Notionはやっぱり便利。
使えば使うほど、ハマっていく。
ぜひ農業をやっている同士の皆さんにも使ってみてもらいたい。
そう言うと、「でもぉ、それお高いんでしょ?」と思う人もいるかも知れない。
実はさいこうファームでは無料プランのまま、かなりあれこれ使っているのです。
だって、まだまだ農業で全然稼いでいないんですもの……。
1.Notionの料金プラン
Notionの料金プランはフリー、プラス、ビジネス、エンタープライズの4種類に分かれている。
かなりの大規模農家もしくは大きな農業企業でない限りビジネスとエンタープライズを使うことはあまり考えないだろう。
おそらく選択肢はフリーとプラスの2つ。
1人で日々の農業をまとめるために使うのであれば、フリーで全く問題ない。
ファイルのアップロードが5MBまでという制限が目立つが、それに関してはグーグルドライブなどと併用することでほぼ気にならないだろう。
問題はチームで使う場合だ。
2.チームでNotionを使う場合、フリープランで困ること
Notionのすごいところはさまざまな情報をこのツールだけで管理できるところだ。
Googleドライブとの大きな違いは、あれこれ別のファイルを開くことなく、あらゆる情報を格納することができる点だ。
ドライブの場合はフォルダに整理していろんなファイルを格納するか、検索しやすいタイトルを付けて必要なファイルにたどり着けるようにすることになる。
Notionの場合は、1枚きちんとしたトップページを用意すれば別ファイルを開くことなく、すべての情報を開ける。
使ってみるとこれがとても便利に感じる。
この便利さはチームで情報共有するときにこそ生きてくる。
なので、自ずとNotionを個人だけでなくチームで共有して使いたくなってくる。
さいこうファームの場合は、僕と幸枝さん、そしてそのうちバイトスタッフの皆さんにも共有したくなるだろう。
そうなると使いたい機能が「ワークスペースのチーム共有」。
もちろんぼくも「さいこうファーム」というワークスペースを作り、さっそく幸枝さんに共有してみた。
「幸枝さん、Notionのここがすごいんだよ!」
「ほら、こんな事もできるようにしてみた」
「みてみて!ここはね……」
と上機嫌で使っていたのだが、すぐに困ることになる。
それが、フリープランのこの制限
「ページとブロック:個人は無制限、2名以上のメンバーはブロック制限のある体験版を利用可能」
ブロックというのはテキストの段落、To Doのアイテム、画像などなどとにかくあらゆる全ての単位のことで、フリープランをチームで使うと1000ブロックまでしか使えない。
1000ブロックって、多そうに見えてノリノリで使うと一瞬で上限に達してしまうのだ。
3.できればフリープランのまま使い倒したい!
すごく気に入って使っていたNotionがあっという間に上限に。
頭を抱える僕。
「ぐぬぬ、有料のプラスプランにするしか無いのか……」
農業である程度稼げていたら、僕は迷わずプラスプランをポチったことだろう。
しかし、現実は全く稼げていない農業実績がある。
そんな僕らに1人月額8ドルの壁は結構高い。
「Notion、いや農ションから撤退するしか無いのか……」
と思い悲嘆にくれていた、が、なんとかその場をしのげる方法を発見した。
「ワークスペースは個人で利用して、それをWeb上に公開して使えるようにしたらいいんじゃない?」
ということで、さっそくさいこうファームのワークスペースから幸枝さんのアカウント追い出す!
すると、めでたくブロック数の上限解除。
お次は、ワークスペースの中でトップページに当たるさいこうファームwikiをウェブで公開。
ネット検索以外を許可にして、URLを幸枝さんに共有。
公開URLに入れば、幸枝さんもNotionにログインしていれば自由に編集できるようになる。
「いけそう!」
しかし、ここで注意すべきはデータベースの共有だ。
データベースはそれぞれで同様の共有をかけないと、表示されなくなる仕様のようだ。
なので、僕の場合は「在庫管理」「農業タスクスケジュール」「基本生育スケジュール」の3種類のデータベースもWebに公開することにした。
Webに公開すると言っても、検索でひっかかることはないので、リンクを知らない人が開くことはできない。
とはいえ、リンクを知られると誰にでも開けて編集できてしまうので、個人情報のような重要な情報を入れたデータベースをWeb公開するのはあまり良くなさそうなので、この方法では共有できないので注意が必要だ!
4.当面はフリーで、でもいずれは有料プランにいきたいな
ということで、ブロック数の制限を回避しながらチームで情報共有することはできるようになった。
とはいえ、いずれは有料プランにして思う存分Notionを使い倒したいなぁ。
まずは農ションで常に適切な情報管理をして農業を成功させなければ!
以上でこの記事は全てです。
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