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1日目:今の自分に意識を向けよう
【「自己肯定力」という本を出版致しました! よろしければどうぞ!】
先ずは今の自分を見つめるだけで良い
「敏感すぎる方」は、常に周りに気をつかい、自分よりも他人の気持ちを優先してしまう傾向があります。
他人の気持ちに寄り添おうとするのは悪いことではないが、自分の「軸」がないと、他人に振り回されて疲弊してしまいます。
HSPという言葉が流行している理由がよく分かります。
敏感すぎる人は自分自身へ意識を向けることから始める
そこで、敏感すぎる人は自分自身へ意識を向けることから始めると良いです。
注意すべきは、「他人に振り回されているから、振り回されないようにしなくちゃ」というふうに「こうしなくてはいけない」というところまで考えないことです。
「他人に振り回されているな」という今の思いを、ただ素直に感じることがポイントです。
友達のSNSの投稿を見て何故か落ち込んでしまうのも、他人軸で考えてしまっている
どれくらい「自分自身を生きる」ことができているか、ということを確認するために、次のようなことを考えてみましょう。
例えば、会議や発表の場で「君の意見を聞かせてほしい」と問いかけられた時に、はっきりと返答することができるだろうか? 間違ったらどうしよましょう。
否定されるかもしれない。そんな不安が湧いて、プレッシャーを感じる人は、自分の中でなく外に答えを求めているので、生き方の軸が他人にある状態です。
また、友達のSNSの投稿を見て何故か落ち込んでしまうのも、他人軸で考えてしまっている影響であると言えます。
「自分さえ我慢すればいい」と思っていないか
他人の軸に影響される人ほど、不安や怖れを感じて、「人にどう思われるか」が行動の基準になってしまいます。
中には、他人に迷惑をかけたくないために自分の弱さを隠したり、争いを避けるために我慢したりしてしまう人もいます。
他人軸で生きてきた、真面目で優しい人ほど、「自分さえ我慢すればいい」と思ってしまうのです。
他人軸で判断して、他人と自分を比べる為に自分はダメな人間だという罪悪感の感情を持ち続けてしまう方
また、他人軸で判断して、他人と自分を比べる為に自分はダメな人間だという罪悪感の感情を持ち続けてしまう方もいらっしゃいます。
こうした人は、無意識に自分を罰するために、ハードな業務や人間関係を抱え込んでしまったり、恋愛においても問題のある人ばかりを選んでしまったりします。
メンヘラが選ぶ方はメンヘラ
「メンヘラが選ぶ方はメンヘラです」、肝に銘じておこう。
まとめ 気づくことは素晴らしい第一歩
自分自身の姿に気づいて、少し心が痛くなるかもしれないが、気づくことは素晴らしい第一歩となります。
【参考】根本裕幸(2017).『敏感すぎるあなたが7日間で自己肯定感をあげる方法』.あさ出版
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