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【太陽牡羊座の心の取扱説明書】心の健康傾向と8つの適切なメンタルケア方法


「ハッキリとした理由があるわけでもないのに、ふとした瞬間によく不安になる」

「仕事を頑張りたいのに、心の元気がなくて上手くできない」

「小さなことで情緒不安定になる自分を変えたいけど、方法が分からない」。


あなたには、このようなお悩みはありませんか。実は、こういうお悩みって、自分の取り扱いを知らないことが原因で起きていることが多々あります。逆にいうと、自分の心の傾向を知り、自分だけの取り扱い説明書を頭の中に入れておくことさえできれば、こういったお悩みに振り回されなくて済むようになるのです。

そこでこの記事では、分析心理学をベースに考えられた心理占星術の知識を用いて、あなたの心の傾向を知り、心の安定を目指す方法をお教えします。またさらに、神経心理学の視点からあなたの心の傾向にピッタリ合ったメンタルケアの方法を8つ厳選してご紹介。この記事を読むだけで「自己分析を深めて心の安定を目指せる」上に「自分に合った対処法も分かる」ようにしました。いうなれば、あなたの心の取り扱い説明書になるような記事です。


申し遅れました。私は、吉田青央(よしだあお)。

神経心理学、分析心理学、社会心理学に精通しています。それだけでなく、分析心理学に基づいた心理占星術を併せて使用することで、人々の心の健康をケアするお仕事をしています。

もともとは個人の方の相談に乗る形でお仕事をさせて頂いていたのですが、コロナ禍をきっかけに数多くの人が経済的に困窮していくさまを見て、「個人の方から多額のお金をとるのは心苦しい」と考えるようになりました。そこから多数のWebメディアに記事を寄稿する形でお仕事をするスタイルに鞍替えしたのです。

ですが、今年に入ってたくさんの人からXの投稿や記事のご感想を頂くようになり、「みなさんのお悩み解決に直結するような記事を書きたい」「みなさんの心のお守りになるような記事をリリースしたい」と思うようになりました。この記事は、その願いを叶えるために書いています。

本来はお金に困っている方にも情報を届けられるように無料での公開を予定していたのですが、ここ数年無料で公開した情報を盗用されることが多く、情報に鍵をかけるために有料での販売とさせて頂きます。ですが、お金儲けを目的としているわけではないので、多額のお金を頂くつもりはございません。


価格は1,980円。Xで拡散にご協力して頂ければ980円でご購入可能です。


私がかつて個人の方の相談に乗っていたときは、面談であれば1時間10,000円、30分5,000円。文章であれば5千文字10,000円、3千文字5,000円でしたので、かなりお得な値段なのではないかと思っております(なお、この記事の文字数は1万文字をゆうに超えています)。


記事の内容は、第一章から第五章に分かれています。また、各章の内容は、以下のように構成されています。


【第一章】心の仕組みを知る

第一章では、心とは何か?心の健康はどのようにして作られるのか?を解説します。


「すぐに落ち込んでしまうのは、性格のせい?」「緊張すると息苦しくなる。私がダメなやつだからこんなことになるんだ」などと考えている人にとっては、目から鱗が出るような内容盛りだくさんです。

また、心の健康を保つ方法についてもご紹介。この章を読むだけで、情緒不安定な毎日から脱するために何を心がけたら良いのか?何が心の健康を保つヒントになるのか?といった疑問の答えが分かりますよ。

目次
・心とは何か
・心の健康を保つ方法

【第二章】心理占星術で心の健康を保つ

第二章では、より深く自分を知るために必要な心理占星術の基本知識をご説明します。


一般的な占いと何が違うのか?心理占星術を使うことで何が分かるのか?何ができるのか?を知ることができます。「心理占星術が何かなんてどうでも良い!早く牡羊座の傾向を知りたい」という方も、できたら目を通してみてください。この章を読むだけで、「星座を通して自分自身をより深く知る」視点を持てるように構成していますからね。

目次
・心理占星術と心の健康の関連性
・心理占星術を日常に取り入れよう!

【第三章】太陽星座牡羊座の心の傾向を探る

第三章では、太陽星座牡羊座の心の健康傾向について徹底解説します。


まずは、太陽星座とは何なのかをご説明。その後、太陽星座というシンボルを通して牡羊座の心の傾向を分析します。「自分の心の傾向を知りたい」という方に何度も読み返してほしい章です。この章を読むだけで、基本となる牡羊座の性格、牡羊座が目指すべき人生の目的、適切な社会との関わり方を知ることができるでしょう。

また、どんなときに心が落ち込むのか、心が落ち込まないようにするための工夫とは。社会に適応できないと感じているときにはどうしたら良いのか。どのような状況にストレスを感じるのか、心にストレスが蓄積しているサインとは。自分を好きになる方法。心を元気にする方法など、あらゆる心の問題に関する解説・対処法を盛り込みました

目次
・太陽星座とは
・太陽星座牡羊座の心の傾向
 ・牡羊座は「○○」「○○」「○」の要素を持つ星
 ・牡羊座は「○○○○○○とき」に活性化する星
 ・牡羊座は「○」に意識や関心が向かいやすい星座
 ・太陽星座牡羊座の心の傾向まとめ

【第四章】太陽星座牡羊座の人に適したメンタルケア方法

第四章では、神経心理学に基づいたメンタルケア方法の中でも、特に太陽牡羊座に合ったものを8つ厳選してご紹介します。


単に「心の健康に良いアクション」をご紹介するのではなく、①あなたの心の傾向に合ったもので、②どれもすぐに実行できる簡単な内容で、尚且つ③そのときの精神状態に適切なものをご紹介しています。

例えば、心が不安定になったときや、不安や恐怖に苛まれたとき、落ち込んで仕方がないときには、気持ちを落ち着かせるリラックスモードのケア方法を試してみてください。心にある程度余裕があって、もっと元気になりたいとき。頑張りたいとき。気分転換をしたいときには、アクティブモードのケア方法を試すと良いでしょう。

目次
・気持ちを落ち着かせたいときに
 ・①○○○○な○○を○す
 ・②○○○○○の○を○○○る
 ・③○○○○を落として○○する
 ・④○○の○○○○○をする
・心を元気な状態に持っていきたいときに
 ・①○○○○○○な○○に乗せて○○○○す
 ・②○○○○○○の○○○を楽しむ
 ・③○○○○に起きて○○をする
 ・④○○な○を出す

【第五章】太陽星座牡羊座の人に向けたメッセージ

第五章では、気持ちが落ち込んだときや元気の出ないときに読み返してほしいメッセージをしたためております。


牡羊座の人は、頑張り過ぎてしまう傾向が高い。無理をしてでも頑張りたいんですよね。自分の心と体に鞭を打ってしまうという方も少なくありません。だからこそ、そんな牡羊座の人に向けてぜひお伝えしたいことを書きました。

目次
・太陽星座牡羊座のあなたへ


この記事は、どの章もあなたの心の支えになるように構成しています。そのため、自分の心の傾向を知って対処したいというときに読むだけでなく、落ち込んだとき、自分を責めてしまうとき、心が迷子になってしまったときに読み返すのも◎。一言一句真心を込めて執筆しておりますので、あなたの心の支えになると思います。


それでは、次の項目から第一章が始まります。途中まで無料で読めますので、ぜひ目を通してみてくださいね。

第一章:心の仕組みを知る

心とは何か

心とは、感情、意志、知識などの精神的な働きのもとになると考えられているもの。よく「心はどこにあると思いますか?」という質問に対して、心臓のある左胸と答える人がいます。ですが、実は心の正体は脳。そして、喜怒哀楽などの情動は脳内物質によって作られています。


例えば、恋をした途端に自信がなくなったり、不安を感じたりするのは、恋愛中にコルチゾールと呼ばれるストレスホルモンが活性化するせい。

例えば、昼夜逆転したときに心の状態が悪くなるのは、セロトニンというリラックスホルモンの分泌を促す日光不足のせい。

例えば、強い恐怖を感じるような状況下で動悸や息苦しさを感じるのは、ノルアドレナリンが過剰分泌されたせいです。


さらにいうと、脳内物質の分泌状態が、交感神経や副交感神経という自律神経の活動に大きな影響を与えます。例えば、セロトニンが十分に分泌されている状態では、副交感神経のスイッチが入り、体も心もリラックスモードに入ります。一方で、ノルアドレナリンの分泌が増加すると、交感神経のスイッチが入り、体も心もアクティブモードになります(過剰に分泌されると、緊張して硬直することもあります)。


つまり、心は脳の指示によって作られているのです。

心の健康を保つ方法

心は脳によって支配されています。そして、脳は環境や状況に大きな影響を受けるもの。つまり、辛い環境に身を置いていると心が落ち込みすくなる一方で、心の健康を意識した生活環境や生活習慣を意識することで、揺らぎやすい心を落ち着かせることができるということです。


また、生活環境や生活習慣を整える以外にも、自分がどんな状況で心の健康を損ねやすいのかを分析したり、自分にあったメンタルケア方法を把握したりすることも大切です。これら4つの要素を意識することができれば、心に負担がかかりづらい&万が一負担が掛かってもすぐに回復できる自分になれるはず。


ですが、「そうはいっても、何から始めたら良いのか分からない」という人は少なくないでしょう。


そんなときこそ、心理学や心理療法の知識を拝借してみましょう。古くから、心の健康はさまざまな視点から考えられてきました。中でも分析心理学と神経心理学のアプローチをご紹介。分析心理学とは、一見心とは無関係に思えるようなモチーフをもとに無意識(自覚できない心の領域)を探り、自己理解を深めたり、心のケアをしたりする学問です。神経心理学とは、脳や神経と心の関係を研究する学問のことです。


この記事では、はじめに分析心理学の視点を用いて星座を解釈し、あなたの心の傾向を分析します。心の傾向を把握した後には、神経心理学の視点を用いて、あなたに合った適切なメンタルケア方法をご提案します。神経心理学、分析心理学、心理占星術に精通した吉田青央にしかお教えできないメンタルケア方法です。ぜひお役立てください。

第二章:心理占星術で心の健康を保つ

心理占星術と心の健康の関連性

先ほど心理占星術という単語が出てきましたが、心理占星術とはいったい何でしょうか。これは、星座などの天文学的な象徴を心理学的に解釈し、個人の性格、心の状態、適切な生き方を分析する手法のことです。伝統的な占星術や一般的な占いにありがちな「決めつけ」や「運命論」といった要素を排除し、自己分析のためのツールとして発展しました。


特に吉田青央が用いる心理占星術は、精神科医兼心理学者であったカール・グスタフ・ユングの分析心理学に基づいています。分析心理学は、無意識の領域にアプローチして心の問題を解決する心理療法の一つ。そんな分析心理学を土台にした吉田青央の心理占星術では、占いの要素を徹底的に排除。心理学的な視点で心を理解し、心の健康を促進するためのツールとして体系化しています。


自己理解を深めたい方や心の健康を整えたい方は、ぜひ日常生活に取り入れてみてください。心の安定と自己肯定感を高め、充実した毎日を手に入れる手助けとなるでしょう。

心理占星術を日常に取り入れよう!

それでは、心理占星術ではどのようにして心の分析を行うのでしょうか。答えは、太陽と月、水星から海王星までの各惑星、冥王星やその他小惑星たちがどの星座や宇宙のエリアにいたのか?他の天体と特別な角度を作ってはいないか?などの要素から、心理学的な象徴を読み解いていきます。


ですが、ここまでの本格的な心理占星術を習得するためには、数年から数十年の歳月が必要となります(ちなみに、吉田は10歳の頃に学び始め、自由自在に心理占星術を操れるようになったのは23歳ときでした。現在は占星術歴19年目になります)。

吉田青央は「誰でもできる心理占星術」「気軽に心理占星術を生活に取り入れる」ことを推奨しているので、この記事では、誰でも簡単に分かる太陽と星座の組み合わせから心の健康を捉えることにします。

第三章:太陽星座牡羊座の心の傾向を探る

太陽星座とは

心理占星術でもっとも重要かつ分かりやすいモチーフが、太陽です。多くの場合、太陽星座という言葉で説明されます。この太陽星座とは、あなたが生まれたときに太陽がどの星座のエリアに位置していたのかを示すもの。太陽は約1ヶ月かけて次の星座に移動するので、3月21日頃〜4月19日頃は牡羊座、4月21日頃〜5月21日頃は牡牛座……というように、誕生日だけで簡単に確認することができます。


心理占星術における太陽は、その人の基本的な性格や人生の目的、自己実現の方法を示す重要なシンボルです。


太陽は26歳から35歳までに活発になり、26歳を過ぎると太陽星座が示す性格傾向や人生傾向がより分かりやすく現れるようになります。そのため、26歳より若い人は太陽星座の要素にピンとこないと感じることもあるでしょう。

一方で、35歳を過ぎても太陽星座が示す要素にピンと来ない場合は、自分の本音を抑え込んでいたり、周囲の影響に振り回されていたり、望まない人生を生きていたりする危険性があると考えられています。


さらに、心理占星術では、太陽が不活発になると社会への適応が困難になったり、生きづらさを感じたりすることで、引きこもりや自己否定に陥ることがあるともいわれています。


つまり、今現在生きづらさを感じている人は、太陽が不活発な状態になっている可能性があるということです。それなら、太陽星座の示す要素に従って生きるよう心がけてみてください。ストレスフリーな人生を実現できるようになり、自己肯定感が高まったり、社会に適応しやすくなったりするはずですよ。


このように、太陽星座は個人の性格傾向を示すだけでなく、自分らしく生きるための指針にもなります。「どのように行動すれば生きやすくなるの?」「どうしたら理想の自分に近づける?」という疑問に答えてくれる、人生の指標ともいえるシンボルなのです。

太陽星座牡羊座の心の傾向

この記事で詳しく解説する太陽星座牡羊座とは、3月21日ごろから4月22日頃に生まれた人が持つ太陽と星座の組み合わせ。牡羊座のエリアに太陽が位置する日に生まれたことで、牡羊座というシンボルが示す要素を強く持ちます。


牡羊座のシンボルが示す要素は、以下の3つ。


  • 「夢と希望を追い求めて情熱的に生きようとする」という性格

  • 「何が起きても諦めることなく挑戦し続ける」という人生の目的

  • 「積極的に自分の存在をアピールする」という社会との関わり方


次の項目からは、そんな牡羊座のシンボルが示す心の傾向を詳しく解説します。

牡羊座は「情熱」「勇敢」「希望」の要素を持つ星

通常、星座はいくつかの要素から成り立っています。まず、4区分と呼ばれる分類では、牡羊座はファイア(火)の星座にカテゴライズされる星座。4区分は、その星座の基本的な性格や、重視する価値観を意味します。そして、火は古代哲学における世界構成要素の一つ。分析心理学では、「情熱」「衝動」「勇気」の象徴であるとされています。また、照明のない時代に暗闇を灯していたことから、吉田青央は辛い人生を明るく照らしてくれる「希望」のメタファーとしても解釈しています。


これらの要素から転じて、太陽牡羊座の人は情熱的であったり、衝動的になりやすかったりする一方で、勇敢で大胆という長所の持ち主であると考えることができます。また、夢や目標などの希望となるような要素があると、気持ちが落ち込みづらくなったり、人生をポジティブに捉えることができたりするでしょう。夢や目標の実現に向けて行動すれば、自分を好きになれる可能性もあります。


また、社会生活に難しさを感じている人は、夢や目標を持つことで楽になれるかもしれせん。具体的には、夢や目標に関係する職種を選んだり、仕事に夢や目標を持ったりすることで、社会に適応しやすくなるでしょう。

牡羊座は「活動しているとき」に活性化する星

3区分と呼ばれる分類では、牡羊座はカーディナル(行動または活動)の星座にカテゴライズされています。吉田青央は、この3区分を火の持つ要素が活性化しやすい行動様式を示す概念として捉えています。つまり、太陽牡羊座の人は、新しいことを始めるために行動しているときや、夢や目標を叶えるためにがむしゃらに活動しているときに長所を発揮しやすく、さらに、心の健康が活性化しやすいということです。


一方で、停滞している状況や、身動きが取れないような状況では大きなストレスを感じてしまうでしょう。コロナ禍になって外出ができなくなったとき、言葉にはできないような苦しみや焦りを感じた人も多いのではないでしょうか。太陽が牡羊座の人にとって、活動が禁止されている状況や停滞した状況は生きる希望を簡単に見失ってしまう状態なのですから、仕方がありません。場合によっては、将来に対する不安や自己否定感が強まって、イライラしたり焦ったりとネガティブな精神状態になることもあるでしょう。


逆にいうと、牡羊座生まれの人がイライラしたり、焦ったりしている時は、何らかの停滞にうんざりしているときです。理由の分からない怒りや焦りを感じたら、「何かが停滞していないか」という視点を持つと良いでしょう。

牡羊座は「外」に意識や関心が向かいやすい星座

2区分と呼ばれる分類では、牡羊座はマスクリン(外向)の星座にカテゴライズされます。心的なエネルギーが外へと向いやすく、「積極性」や「能動的」な態度をとったり、「自己表現」を強く態度に表したりします。積極性を発揮できたり、能動的に活動ができたりすると心の状態も安定する一方で、消極的な精神状態が続いたり、受動的にならざるを得ないような状況に追い込まれたりすると、心の元気がなくなってしまうタイプです。


また、自己表現やアウトプットをすることで元気になったり、自信が持てたり、自分で自分を勇気付けたりすることができるでしょう。例えば、やりたことややらなければいけないことがあるなら、周囲の人に宣言すると良いです。宣言することが心の儀式となり、意欲を引き出しやすくなります。自信を失ったときは、自分の考えや信念を誰かに話してみてください。話をしているうちに、「私(俺)ってやっぱりすごいぞ。捨てたもんじゃないかも!」と思えるようになるはずですからね。


ただし、ストレスが溜まっている状況下では、自己表現やアウトプットがしつこくなってしまうことも。相手の気持ちを思いやることを忘れて「みんなに話を聞いてほしい」「誰かに分かってもらいたい」と思うときは、ストレスが溜まっているのかもしれません。そんなときは、後述するメンタルケア方法を行って、気持ちを落ち着かせてから発言をすると良いですよ。


まとめると、牡羊座は情熱的で活発な星座ということです。夢や目標があるときや、新しいことを始めようとしているときには、アクティブな長所が発揮されやすくなるでしょう。ただし、牡羊座が情熱的でアクティブなのは、あくまでも心が元気なときのみ。落ち込んだり、傷ついたりすると、怒りや焦りの感情に支配されます。そして、怒りや焦りを周囲の人や物などの外的要因にぶつけることができないと、自己否定や自己嫌悪に向かうことも。


また、周囲の人から自分らしい考え方、感じ方、価値観を否定されているときは、牡羊座らしい要素が表に出ることはありません。過干渉な親に育てられたり、拘束の激しい労働環境に身を置いていたり、自由な発言が許されない環境にいたり、停滞した状況下にいたりする場合は、消極的で自信がなく、自己主張が苦手で、周囲の人の顔色を窺うような人物になってしまいます


心の健康状態が悪くなり、さらにその精神状態が長期化してしまうと、社会に適応しづらくなることもあります。また、自分を嫌いになったり、「これからどう生きていったら良いかの分からない」と感じたりすることもあるでしょう。希望を持つことが大事な星座なのにも関わらず、「何の希望もない」人生を送ることになってしまうのです。ここまで来ると、心が相当に追い込まれた状態であることが分かります。


牡羊座らしさを発揮できないほど落ち込んでいるときには、ぜひ適切なメンタルケアをしてあげてください。そうすることで少しずつでも心の状態が落ち着いてくれば、前述したような牡羊座の長所を発揮できるはずだから。


次の章では、そんな牡羊座が元気になる適切なメンタルケア方法を具体的にご紹介します。

第四章:太陽星座牡羊座の人に適したメンタルケア方法

ここからは、神経心理学的な視点から適切なメンタルケアについて考えます。心のケアをする上で重要なのは、ズバリ自律神経。自律神経とは、交感神経と副交感神経からなる神経のこと。身体内外の環境によって自動的に切り替わり、調整し合っています。これによって、心身の状態に大きな影響を与えています。


実は、自律神経と関係する心の状態には、大きく分けてアクティブモードとリラックスモードがあると考えられています。アクティブモードになりたいなら、交感神経を刺激し、リラックスモードになりたいなら、副交感神経のスイッチをオンにする必要があるのです。


そのため、この章では、交感神経にアプローチをかけるメンタルケアの方法と、副交感神経にアプローチをかけるメンタルケアの方法2種類に分けて適切なものをまとめました。どれも牡羊座の心の傾向にのっとったもので、なおかつ神経心理学や各種心理学の理論に従って考えられていますから、必ずあなたのお役に立てるはずです。状況に合わせて使い分けてください。きっと、心が楽になるはずですからね。

気持ちを落ち着かせたいときに

太陽牡羊座の人におすすめしたい、副交感神経にアプローチをかけるメンタルケア方法です。


怒りや焦り、不安や恐怖心に支配されているときや、心身ともに疲労しているとき、肩の力を抜きたいとき、寝る前に気持ちを切り替えたいときにぜひ試してみてください。リラックスモードのスイッチを入れることができるはず。

ただし、「今から頑張るぞ!」というときにはあまり適していません。そんなときは、後述するアクティブモードのスイッチを入れるアプローチを優先的に行うのがおすすめですよ。

①スローテンポな音楽を流す
②キャンドルの火を見つめる
③歩く速度を落として散歩する
④頭皮のマッサージをする

①スローテンポな音楽を流す

まずご紹介したいのは、音楽を用いたメンタルケアです。

テンポの遅い音楽が、興奮しやすい牡羊座の心を落ち着かせてくれるでしょう。また、スローテンポな音楽を流すことで「今は落ち着いて過ごしても良い時間だよ」と脳に教えてあげる効果にも期待ができます。音楽を聴きたくないときは、環境音を流すのも良いです。特に暖炉の音は、牡羊座の心のお守りになるでしょう。


②キャンドルの火を見つめる

「1/fゆらぎ」と呼ばれる動きの作用を利用したメンタルケアです。

ランダムに揺れ動く火を見つめ続けることで、気持ちが落ち着いたり、リラックスできたりするでしょう。火災が心配という場合は、ランダムに揺れ動く火を再現した電池式キャンドルライトでも可です。できる限りリアルなものを選んで。


③散歩をすること

散歩をすることは、焦りやすい牡羊座の心を落ち着かせる効果に期待ができます。

ゆっくりとした速度で、のんびりと散歩をしてみてください。歩いているうちに心が整い、呼吸や心拍数も落ち着いていくことでしょう。余裕があれば、周囲の景色を見たり、季節の空気を感じたりするのもおすすめです。


④頭皮のマッサージをする

頭皮マッサージは、牡羊座が人間の頭部と対応していることからヒントを得ています。

頭皮のマッサージは、頭の皮膚や筋肉をほぐすことで血行を促進。血流が改善されることで、リラックス効果が得られるといわれています。夜寝る前や、頭を使って疲れたとき、気持ちを切り替えたいときにおすすめですよ。


心を元気な状態に持っていきたいときに

太陽牡羊座の人におすすめしたい、交感神経にアプローチをかけるメンタルケア方法です。


朝起きて一日を頑張りたいときや、前向きな気持ちになりたいとき、怒りやイライラを解消してスッキリしたいとき、元気を出したいときに試してみてください。アクティブモードのスイッチが入るはず。

ただし、疲労困憊していたり、睡眠不足だったりなど、エネルギーが枯渇しているときには使わないほうが無難です。そんなときは、前述したリラックスモードのスイッチを入れるアプローチを行なってくださいね。

①アップテンポな音楽に乗せて体を動かす
②ローズマリーのアロマを楽しむ
③朝早くに起きて朝活をする
④大きな声を出す

①アップテンポな音楽に乗せて体を動かす


牡羊座の好きな音楽と、牡羊座が得意な運動を掛け合わせたアイデアです。

牡羊座は停滞した状況、不活発な状態が続くとストレスを溜め込んでしまいます。そんなときには、ぜひアップテンポな音楽を聴きながらストレッチやエアロビをすると良いでしょう。気持ちが明るくなる。


②ローズマリーのアロマを楽しむ

こちらは、アロマを使用したメンタルケア方法です。

古くから、ローズマリーは牡羊座と対応するアロマ・ハーブとして考えられてきました。ローズマリーは交感神経を優位にしてくれるので、集中力が高まったり、やる気になったり、血行が良くなったりする効果に期待ができます。

(猫などの小動物と一緒に暮らしている人や、妊娠中や授乳中の女性、高齢や高血圧の人、てんかんの持病がある人は使用できません。当てはまる場合は、他のメンタルケア方法を検討してくださいね!)


③朝早くに起きて朝活をする

朝早くに起きて朝活をすることは、牡羊座の心の健康を支えるライフハック。

気持ちが落ち込みやすい人や、情緒不安定になりやすい人、自信を失いやすい人は、特におすすめです。早起きをしたら、ベランダや庭に出て日光を浴びたり、ヨガ、ストレッチ、筋トレ、ジョギングやウォーキングなどの運動をしたりするとさらに◎。


④大きな声を出す

ことは、心が乱れているときにおすすめのメンタルケア方法です。

大きな声で独り言や愚痴を言ってみてください。ストレス発散になるはず。同居人がいて大声を出しづらい人は、近隣住民の迷惑にならないか心配な場合は、カラオケに行って大声を出すのも良いですね。気持ちがスッキリするでしょう。

第五章:太陽星座牡羊座の人に向けたメッセージ

太陽星座牡羊座のあなたへ

牡羊座の人は、誰よりも情熱的で、夢と希望に向かって一心不乱に突っ走ることのできるタイプ。ですが、だからこそ、燃え尽き症候群のような状態になりやすかったり、焦りや苛立ちを覚えやすかったり、自己否定に陥りやすかったりします。しかも、停滞を嫌う性質から、立ち止まるのが苦手という傾向も。そのため、心が疲れていても前へ前へと進もうとして、自分を追い込んでしまいやすいのですね。


でもね、365日ずっと前進していないといけないなんてことはないんですよ。昨日たくさん頑張ったなら、今日ぐらい休んで良いではないですか。昨日たくさん前進したからこそ、今日はご褒美に休んで良いんです。頑張り屋さんのあなたですから、今日しっかり休むことができれば、明日か明後日にはまた前進できるはず。


休むのが苦手なあなただからこそ、休みは意識的にとることか大切です。どうしても気持ちが落ち着かないというときや、休むモードに入れないというときは、第四章でご紹介したリラックスモードに切り替えるメンタルケア方法を試してみてくださいね。


頑張り屋さんなあなただからこそ、口を酸っぱくして言っておきたいのは、疲れているときにはアクティブモードをオンにするメンタルケア方法は絶対に使わないでほしいということ。アクティブモードのメンタルケア方法は、あくまで心に余裕があるときや、頑張れそうなとき、疲れが解消されているときに使うようにしましょう。


何にしても、この記事で解説した太陽牡羊座の心の健康傾向と、メンタルケア方法があなたのお役に立てることを祈っています。あなたの心に素晴らしい平穏が訪れますように。吉田青央は、いつでもあなたを応援しております。

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