2021年7月13日 GRゼミ 課題解決ハンドブック&グループワーク
こんにちは。8期生のピクミンです。
先週の進化思考の余韻さめやらぬ中今週も始まりました。
ここ2週間ぐらいで最終課題の為の個人面談も始まり、遂に終わりに向かって収束していく準備を始めました。最終課題では、それぞれが取り組みたい地域課題を発表します。
今週はその課題を考える上で大事なアプローチの仕方を学びました。
ユーティーさんオリジナルの課題解決ハンドブックを使っての授業でした。
課題の整理のセクションの話しを聞いて、改めて「課題」とは何か?を見つめ直す機会になった。
彼曰く「世の中で[課題]とされているものの多くが[事象]であって課題ではない。課題とは現実と理想のギャップのことだ」
確かに、事象の解決を図るためには、その為の方法論(アプローチ)が必要となります。課題を整理することで、自ずと次の一手が考える易くなります。
その為には現実をさらに[主体]と[状況]に分けます。誰が困っているのか?等の問いは現実を知るのに有効です。
その上で、理想も同じように[主体]と[状況]に分けます。これを考える上では[価値軸]がとても大事になります。
そして、その価値軸によって[理想像]も変わります。
逆に言えば、課題を考える上で色々なカタチの理想があるということです。こう書けば「なんだ当たり前やん!」と言われそうですが、実際に課題に向き合う時は忘れがちだと思いました。自分も肝に銘じておこうとおもいます。
ユーティーさん曰く価値軸は7つのタイプに分けられるそうです。中には、原体験とのギャップやイズムとのギャップなどがありました。
もし価値軸を間違えてもしくは見失って課題設定をしてしまうと、結果的に自分を裏切る結果になります。価値軸から考えることで自分にとって望ましい解決策を考えることができます。
そして、価値軸を考える上でもう一つ大事なのが判断基準を良し悪しで決めるのではなく強度と明度で決めることです。これも普段は忘れがちなので気を付けていたいポイントです。
また、ギャップを埋めるにしても様々な埋め方があります。
例えば、マイナスをゼロにするのか、ゼロをプラスにするのかなどです。これは、個人的にも障害学の考え方を使う上でよく使う手法で面白いと思いました。
そして、個人的に物凄く新しくてまだどうしても自分の中に落ちきっていない視点が[原因分析はやりすぎない]というポイントです。
時間の流れは不可逆的だから、原因を特定しても常に変わっていってしまうので、あまり直接的に解決に繋がることが少ないというのがユーティーさんの意見でした。が、個人的には原因分析は課題を考える上で前提条件になると考えています。
例えば、医療行為において治療する場合、原因分析をして最適な手法を使って問題解決を図ります。これは西洋医学や東洋医学さらには他の代替医療も含めて共通するポイントです。アプローチは違えど、どの医療行為においても原因を特定しないことには次の一手が選べません。
もしかしたら、地域課題は問題解決(フィクス)する、その為のソリューションを考えるという前提のスタンスが違うのかもしれませんが、少なくとも前述したものも一つの手法だと思います。
その場合、やはり原因分析は前提条件だと思いました。
最後にすごくいいアイデアには気を付けなければ、という話も大事だと感じました。
色々なものを解決すると謳うアイデアには[問題]を曖昧にしてしますリスクがあります。それは問題に対しての本気度を疑われる結果になることも。気をつけていきたいですね。特に僕はその傾向があると自覚しているので余計にです😅
ここまでが前半の今日のゼミでした。
後半は次週に控えている2回目のグループプレゼンの準備でした。今回のお題は[もしも皆さんが横須賀市長だったら「孤立死」をどう防ぎますか?]です。
相変わらずうちのチーム(ゆびとま)は妄想を爆走させて課題に取り組んでいます。この記事の執筆時(日曜日)ではスライド枚数が40枚を超えています。ここから色々なアイデア等を取捨選択しながら洗練させていき、火曜日の10分のプレゼンに落とし込んでいきます。
というわけで長いこと自分の備忘録的に今回のゼミの内容を綴らせていただきました。最後まで読んでいただきありがとうございました。次回のレポートでは各チームの発表のことが読めると思います。お楽しみに😊
<あとがき>
冒頭に8期生のピクミンですと書きましたが、書いていて何か既視感があると思ったら、母校(小中高一貫のオルタナティブスクール)でも8期生だったのでこんな偶然あるんだと思いながら今日の記事を執筆していました。
今週は怒濤の1週間でした。遠方から半年以上ぶりに母親が帰って来たのですが、うちの母親がまた漫画みたいなトラブルメーカーなんです。いつも何か起こしているのですが、今回もご多分に漏れず友人が天へ旅立ったり、ハイキングでコケて怪我したりと慌ただしい感じでした。その上で僕の乗ってる車に乗りたがらないので何処に行くにも僕が運転手として同行する羽目に…
普段からいつ寝ていつ課題やってるの(実は大学生です)と周りの人に言われる程度にはいろんなことをしているので、そのぎゅうぎゅうのスケジュールに突発的に入るおかん対応のせいで記事執筆がとても遅くなりました。事務局の方々、本当に申し訳ありませんでした。(⇒全然全然大丈夫ですよ!忙しい中執筆ありがとうございます!! by事務局)
これ以上書くとただの愚痴を垂れ流すことになりそうなので、このあたりで失礼いたします。
執筆後記まで読んで下さった方々には改めてお礼を申し上げたいと思います。このような稚拙な文章を最後まで読んでいただきありがとうございました。