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小学生の英語学習アンケートと行動経済③

パーソナル・コンピュータの父の名言

カリフォルニア大学
ロサンゼルス校准教授のアラン・ケイ氏

彼はパーソナル・コンピュータの父、
と言う異名を持ちます。
彼はこんな明言を持っています。
「未来を予測する最善の方法は、
それを発明することだ」

新たな学校文化の形成

文科省のHPにある
「2030年の社会と子供たちの未来」は、
ご覧頂きましたでしょうか?
新しい時代と社会に開かれた教育課程の中で、
「新たな学校文化の形成」欄に、
書かれている文面を抜粋します。
※予測できない未来に対応するためには、
社会の変化に受け身で対処するのではなく、
主体的に向き合って関わり合い、
その過程を通して、
一人一人が自らの可能性を最大限に発揮し、
よりよい社会と幸福な人生を、
自ら創り出していくことが重要である。

とこう書かれています。
アラン・ケイ氏の言葉と被りますね…
今般の教育改革は、
とても重要なポイントである事が伝わりますでしょうか?

アンケート実績②

吉田行動経済研究所調べ
(2020年10月資料-アンケート最終結果)
「小学生の英語学習に関するアンケート」について、
アンケート分析2日目となります。
(有効回答数815名)

Q3: 小学3年生が「外国語活動」、小学5年生から「外国語が教科」になるのはご存じですか?

昨日のアンケートで、
質問1「2020年の学習指導要領が変更は知っているか?」
質問2「外国語(英語)の勉強会が新たに加わったのは知っているか?」

以上の二つの質問を投げかけてみました。
今回は質問3です。
小学3年生で外国語の活動、
小学5年生で外国語の教科が始まります。
より英語教育の精度を高める事が狙いですが、
世間で知られているか?と言う質問です。
知っている(はい)=241名(30%)
知らなかった(いいえ)=574名(70%)

以上となりました。
皆さんはどうでしょうか?

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Q4:「英語」の授業は、「聞く」「読む」「話す」「書く」の4技能を育むことをご存じですか?

従来の大学入学者選抜では、
「読む」「聞く」を中心に評価
されてきました。
2017年7月に公表された
「大学入学共通テスト実施方針」では、
2020年度から英語の外部検定試験を活用し、
「聞く」「話す」「読む」「書く」の4技能を評価する、
と言う方針が示されています。
知っている方はどれだけいらっしゃるでしょう
知っている(はい)=324名(40%)
知らなかった(いいえ)=491名(60%)

以上となりました。
この辺りは耳や目に入りやすいですからね…
それでも知っているは40%でした。

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英語教育改革の先に

こちらは英語学習に限った事では無いですが、
学習量や学習時間が多ければ…
その分だけ英語の力が多く蓄積
されていきます。
質問3にもありますが、
小学5&6年生では、
「教科としての英語がスタート」
します。
年間では70単位時間の授業となり、
実施頻度は週2コマ程度だそうです。
教科化後においては、
「英語によるコミュニケーションスキルの基礎を養う」
ことに目的がレベルUPしていくそうです。

小学生の英語学習アンケートと行動経済③まとめ

小学校5年生&6年生の英語授業内容が、
4技能&5領域化
されます。
それが…
「聞く」
「話す(やり取り)」
「話す(発表)」
「読む」
「書く」
が加わるのです。
そして更に!
小学校5年生から、
英語の4技能&5領域を、
しっかりと学んできた生徒のほうが、
高校受験でも有利になる
と言われているのです。
私が偉そうには言えないのですが…
連日お伝えしている「学習指導要領が変わる目的」が、
まだまだ知られていない
と感じます。
まずは興味を持って、
ご自身で調べることをお勧めします。
明日はアンケート4日目の分析を、
記事に書かせて頂きます。

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