
草野心平の説く個性とは (372字)
『個性と表現』原文:PDFファイル
草野心平と言えば、小学校の教科書に載るほど有名な詩人であるが、この文章を読めば、彼が単なるカエル好きの「ケルルンクックおじさん」でないことを知るだろう。
本文では「文学における個性」について述べられているが、皆さんも今一度、自分の個性について思いを馳せてみてほしい。
あなたがそこにいるだけで、あなたがこの地球に存在するだけで、それはそれは凄烈な個性であるが、それはやはり、徹底的に磨かれなければ光らない。
自分を取り巻く様々な環境の中で、様々に切磋琢磨することで、ようやく自分らしく、自分色に輝くことができる。
詩や文学だけに限った話ではない。
たとえどんな分野であっても、どんな世界であっても、皆さんがそこに生き続ける限り、自分を磨き続け、自分らしく輝き続けることが大切だ。
草野心平のそんな思いを、ぜひ感じてほしい。

