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「カナダ・ニュースの屑籠から」①トロント市スカーボロ地区の各国食料品店紹介アプリ誕生。②ワイルドターキーに追いかけられる男性。。。
カナダの公共放送、CBCテレビで最近、報道された各地の小さな話題を拾ってお伝えしています。
最初はトロント市東部のスカーボロ地区という所、(5年前まで私たちもそこに住んでいました)で、地元の若者たちが「ローカルにある各民族食料品店を紹介するアプリを開発しよう」というプロジェクトを立ち上げたという話題。
言うまでもなくカナダは、英連邦制内の自治領となって157年、事実上の独立国家となってからも93年しかたっていない若い国。もともとの原住民と世界中の移住者から成り立っている国です。とりわけトロントは世界でも有数の多民族、多文化、多言語都市となっており、いろいろな国の食料品などを扱っているお店の数も多いわけです。
下記のURLをクリックしてください。動画がすぐ始まります。
https://www.cbc.ca/player/play/2312848963811
若者が「スカーボロの北部にはアジア系、中国系のグローサリーストアがたくさんあって、真ん中辺と南部の方には中東、南アジア系の店が集まっています」と説明しています。
当然のごとく、スカーボロにはそれぞれの国、民族のレストランも多くあります。私たちが知っているのは、そのうちのほんの少しのお店、レストランだけです。
このアプリで日の丸のアイコンがついている店が1軒だけありましたね。ほかにもあったかも知れませんが、日本の食料品店はきわめて少ないです。人口的に圧倒的に少数派ですから。その割に日本食レストランはけっこうたくさんありますが、日本人経営の店の比率はぐっと下がると思います。
ともあれ、世界のあちこちで戦争や民族紛争などの火種がくすぶり続ける中、少なくともトロントではいろいろな民族、言語、文化の人々が平和に共存できているのは嬉しいことです。
次の話題はケベック州ケベックシティの南にある小さな町、ルイビル(人口5000人)からで、ワイルドターキー(と言ってもバーボン・ウイスキーの話ではありません!)、
まさに「野生のターキー(七面鳥)」が町民を脅かしているという話です。
下記のURLをクリックしてください。すぐ動画が始まります。
https://www.cbc.ca/player/play/2312822339918
動画では、男性が自動車の向こうにいるワイルドターキーに向かって雪を投げつけたところ、怒ったワイルドターキーが男性を追いかけまくるシーンです。動画を撮っている人も仏語で「逃げろ、逃げろ」みたいなことを、笑いながら叫んでますね。
私たちも、トロント西郊の方をトレイルウオーキングしていたころ、よくワイルドターキーを見ました。襲われるようなことは決してありませんでしたが、このケベック州のワイルドターキーはすいぶん大きいですね。こんなに大きいのは見たことないです。
ヘッダー写真は、今日(3月2日)、ウチの近くのポンドを歩いた時、撮ったものです。朽ち果てたような老木から、無数の若枝が光り輝くように生長しています。
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