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「カナダ・ニュースの屑籠から」フリージングレイン(氷雨)が路上にスケートリンクを生み出した話とグラミー賞授賞式の話。

私が住んでいるトロント周辺は、何となく冬が終わったような天気が続いていますが、東部のノバスコシア州の方ではいっぺんに1メートル50センチもの雪が降ったり、中部のサスカチュワン州サスカトゥーン市では、フリージングレイン(氷雨)が降って、路上がスケートリンクに一変した様子を、カナダの公共放送、CBCが伝えています。

次のURLをクリックしてください。動画が始まります。

https://www.cbc.ca/player/play/2306956867559

サスカトゥーン市のシェリー・ブリッジマンさんが、氷雨のため、ツルンツルンに凍った自宅前のストリートで、なかなか見事なスケーティングの腕前を見せています。娘さんも楽しそうに遊んでいますね。

ただ、こんな通りでは、車の運転はまず不可能に近くなると思います。歩くのさえ、大変危険です。おなじみの「アイゼン」なしでは歩行不能です!

次の話題は、2月4日に行われた第66回グラミー賞授賞式でのヒトコマです。CBC モントリオール支局が伝えたトピックですが、今、世界的に大変な人気を集めている米国のテイラー・スウィフトが、アルバム・オブ・ザ・イヤーを受賞、その記念トロフィーを舞台上でセリーヌ・ディオンの手から受け取った時、ディオンと視線も合わさず、一言も交わさなかった態度を非難する声がSNSなどに現れたというものです。

言うまでもなく、セリーヌ・ディオンはカナダ・ケベック州出身のスーパースターで、現在、難病と闘っている状態で、ディオン自身、27年前にグラミー賞の同賞を受賞した大先輩にあたるわけです。

次のURLをクリックしてください。

https://www.cbc.ca/player/play/2306539075751

このCBCモントリオール支局からのリポートのタイトルが「女王セリーヌを無視したテイラー・スウィフトを、ケベックは許すことができるか」というのです。

このリポートの中で、カナダの男性コメンテーターは「テイラー・スウィフトはプロ中のプロだから、あの瞬間、頭の中ではマイクに向かって語る受賞スピーチのことに集中しきっていたのでしょう」と同情的なことを言っています。現に、スピーチのすぐ後に撮ったと思われる写真では、満面に笑みを湛えたスウィフトがセリーヌをハグしています。

今年の11月にテイラー・スウィフトがトロントで6日間、12月にバンクーバーで3日間、公演するそうですが、大変なフィーバーが巻き起こりそうです。


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たなかよしあき
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