2022年元日初トレイルウオーキングの失敗【ヨッシーのトロント近郊自然誌1月1日】
日本の若い友人から教わったんですが、「あけおめことよろ」っていうんだそうですね(笑い)。
1月1日、午後からワイフと定例の土曜日トレイルウオーキングに行きました。車で25分ほどの隣町、ピカリングのシートンハイキングトレイルです。気温プラス4℃、曇り。街中の雪はほとんど解けていましたが、トレイルは50%ほど残雪が凍った状態で、やはりアイゼンを装着した方が安全にスイスイと歩けました。
約1時間30分歩いた折り返し地点で、新年初ウオーキングだから写真でも撮るかということになりましたが、自撮り棒を持参していませんでした。近くの柵の上とか、木の枝にスマホを載せて自動シャッターで撮ろうとしましたが、どうもうまくいきません。
たまたま通りかかった若い衆に頼んで何枚か撮ってもらいました。そのうちの1枚が次の写真です。
写真には写っていませんが、二人とも杖ではない、ストックを使っています。私のストックは友人からタダでもらったものですが、ワイフのはヨーロッパのどこかの国のブランド製品でけっこういい値段でした。
このゲートル(っていうんですか?)は、確か一緒に買ったのですが、もう10年以上使っているでしょう。
この写真を撮った時は、4時ごろだったと思います。まだ明るくて余裕の表情を浮かべていたのですが、私たちは決定的なミステークを犯していました。出発時間が遅すぎたのです。往復約3時間ですから、帰りの道の半分近くからだんだん薄暗くなってきました。あと30分ぐらいで駐車場という所あたりから、ほぼ暗闇が立ち込めてきました。
トレイルに雪が少しでも残っていると、ボーッと地面が見えてくるのですが、雪がないと地面の細かい様子が定かに見えず、木の根っこにつまづいたりします。
ついにスマホの懐中電灯登場となりました。このころにはほぼ完全に真っ暗。地面に雪がなかったらアウト状態でした。もしスマホを持っていなかったらと思うとゾッとします。スマホの灯りに導かれて、シニアハイカー2人、やっとこさ車にたどりつくことができました。
街から離れたハイキングトレイルの闇と言ったら、ほんとに真っ暗ですから怖いです。帰り道、写真を撮ってくれた若い衆とすれ違ったのですが、彼は私たちよりももっと長く真っ暗なトレイルを歩くことになったはずです。「暗くなるから、気を付けてね!」と声掛けしましたが、大丈夫だったでしょうね。
もうこの失敗は繰り返しません。