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文章が上手くなりたいのか、面白い文章が書きたいのか

noteをやっている人なら、多くの人は「文章」を書いて投稿しているはずですよね。(読む専門の人を除いて)

文章を投稿する以上、できれば「上手で、かつ面白い文章」が書けるようになりたいと考える人は多いと思います。

さて、「上手い文章」を目指すのか、「面白い文章」を目指すのか、というのは少し方向性が違うんじゃないかと思っています。
※もちろん、両立は可能と思います。
※どちらが良い、というのはありません。

車で例えるなら、デザインが素晴らしい車と、性能が素晴らしい車、どっちがお好き?どっちを優先? という感じか。

んーちょっと違うか。
例としては不適切な気もしますが。

文章の場合、上手さは「技術」、面白さは「センス」と言えるのかも。
こっちのほうがしっくりきますね。
両方を持ち合わせている人が、ライターやエッセイストとして、うまくいきやすい、と言って異存がある人は少ないのではと思います。

上手い文章とは

文章が上手い、というのはどういうことでしょうか。

人によって諸説あるでしょうが、私が思うに、

・論理が破綻していない
・理路整然で、頭にスッと入る
・一文の長さや、漢字と仮名のバランスが良い
・読んでいて疲れない


といった条件を満たしている文章だと思います。
いや、他にもいろいろあるでしょうけど。

ウェブの記事を読んでいると、一応プロのライターが書いたであろう文章でも、なんか読みにくい、とか、上手くないな、と思う記事に出会います。

例えば、

・「○○と△△の決定的な違い」という見出しの段落なのに、何が「違い」なのか書かれていない。

とか、

・「○○で大事なこと5つ」という見出しで、数が合わない。

なんて、初歩的なミス?というか不手際も見かけたりします。
誤字、誤用を放置しているのも、ちょっとモヤッとしますね(職業ライターの場合)。

「執筆者」を見たら、FPや税理士だったりすると、文章のプロではないだろうから仕方ないかとも思えますが。
ちょっと辛口でしょうか……

面白い文章

「上手い文章」とは別路線で、「面白い文章」というのは確かにあります。

面白い=笑える、ウケるという意味とは限りません。
興味を持って、思わず最後まで一気に読ませるような文章。

文法や構成などは無視で、話し口調だったり、擬音が入ってたり、荒唐無稽なんだけど、なぜか引き込まれるような文章にたまに出会います。

エンタメ性が高い、とでも言うか。
よくできたショートショートを読んだ時のような気分。

結果的には「上手い」とも言えるのですが、論理的な記事とは質が違って、独特のリズム感があったり、個性が爆発してるような作品。

何言っているのか分かりづらいですね😅

結局、何が言いたいかというと、noteでは日常的に面白い投稿、上手い文章の両方に出会える場であり、お手本にしたい人を何人も発見できる場所、と思っています。
バリエーションに富んでいておもしろい。

自分はまだまだですが、人に読んでもらえる文章(=読ませる文章)を書けるスキルには憧れます。

まあ、そんなことを時々思いながら、日々投稿を継続しているわけです。


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