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習慣化のコツ

 皆さんには悪いと分かっているけど、ついやっちゃうんだよなという習慣から、特に意識すらしていないけど、自動操縦で行っている朝のルーティーン(目覚めたら洗顔して歯磨きしてというようなもの)まで恐らく何かしらの習慣になってしまっているものがあるのではないでしょうか⁇

 良いことならいいんですが、今回は悪習慣をやめれるのだろうか?という点にフォーカスしてみたいと思います。

 結論からいうと、やめれます。

 ただ、「よし、やめよう。」と意気込んでみたところで、タバコしかり、お酒しかり、間食しかり、ひどかったら2時間後にはもうさっきの決意はどこへやらとなってしまうのが人情というものです。(私も何度決意しては破りをくりかえしたことでしょう)

 超人を除いて我々凡人が意志だけでどうにかしようとするのは、どうやら限界がありそうです。

 そこで、脳はムダなエネルギーを消費したくない、面倒なことは避けたいという習性を利用することにしました。
 具体的には20秒ルールと呼ばれる方法です。
例えば、やめたいと思っている習慣に対してたった20秒程度の手間をかけるというシンプルなものですが、効果は絶大です。

 私の例で言うと、ダイエットを始めるにあたって、まず、仕事中、帰宅後の間食をやめようと思ったのです。
 会社では机の中に常時、アメとグミとチョコが入っていて、ほぼ無意識といっていいレベルでことあるごとに手が勝手に伸びているという状況でした。
 私はこれを改善するため、机の中の菓子類を全てロッカールームにしまってしまうという方法をとりました。(いきなり、無理して全てを断ち切ってしまうというのは歪みが生じますので。)
 どうしても食べたければ、わざわざ一階下のロッカールームに立ち寄らないと食べれないという状況を作りだしたのです。
 最初の頃こそ、何度かロッカーに立ち寄ってしまうことはありましたが、1週間もすると、仕事の忙しさも重なり、ロッカーにわざわざ立ち寄ることが億劫だと感じるようになってきたのです。

 自宅においては、そもそも菓子類を置かないという方法をとりました。どうしても欲しければ、コンビニまで買いに行く(ウチからコンビニまでは徒歩1分なのですが)という手間をかけることにしたのです。
 要は、職場でも家でも、お菓子を食べることが面倒だという環境を作るということです。
 たったこれだけのことで、手元にあれば際限なく食べていたお菓子を、間食を圧倒的に減らすことができたのです。シンプルなことの中に答えがあることが多いなとも思いました。

 注意点としては、今回の例でいうと、食べたければ食べましょう。無理してまで欲望を抑えてストレスになりすぎるのもよくないです。
 つい昨日まで散々やっていた悪習慣をいきなりスパッとやめれるなど難しいでしょう。
 要は少しずつでも悪習慣を改善していきましょうということです。(0か1かで考えるのはやめましょう)

最後に、私自身半信半疑で取り組み始めたのですが、やめなきゃ!やめなきゃ!と強い意志でどうにかするのではなく、自身にとって最適解な環境を用意するだけで、結果は大きく変わりました。誰かの参考になればと思います。




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