正しさ

正しさを主張すると

逆の正しさが生まれる


理不尽であっても

逆の正義が生まれる


苦しさは正しさを生み

苦しさは我から生まれる



正しさが苦しみを連れてくると

皮肉で逆説的な世界が生まれる

咎める心

過ちを責める心



比べる心

人を非難する心

咎めると心の傷はうずき

咎めると傷は血を流し始める



溝は深く取り返しはつかぬ

大きな断絶が生まれて来る

いつも等しく

この世は鏡



正しさを立てるならば

逆の正しさが生まれる

互いの理不尽と理不尽

正しさは理不尽を生む



価値観が正負を生み

嫌悪の現象を連れてくる



思い込まされたこと

思い込まされなかったこと



否定は変革の種

変容という受容の種

人を変えようとすれば

苦しみがやってくる



自ら変わろうとするならば

自らの変容と進化が起きてくる

調和しながら進化し

和をもって尊しとする



価値観を手放すときに

心の安寧は初めて訪れる

自分を見つめる

自分とは何であるのか



答えは自らにしか無く

外になど自らの答えなど無い

明日のことなど

誰にもわからない



今を幸せにする

今の自分さえよければ良いのだよ

他人は写し鏡でしかない

自己変容したときに景色は変わる

蝉しぐれ

暑さのままに夏の暮れ