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【短歌】雪舟えまさんの「たんぽるぽる」を読んで

雪舟えまさんの歌集「たんぽるぽる」を読みました。

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素直な、愛に溢れている歌が多かったように思いました。
いいなぁと思った歌の一部を紹介します。

目がさめるだけでうれしい 人間がつくったものでは空港がすき

とても私。きましたここへ。 とてもここへ。白い帽子を胸にふせ立つ

気に入ったページは歯形つけるでしょ これはいもうと これはわたしの

おにぎりをソフトクリームで飲みこんで可能性とはあなたのことだ

たんぽぽがたんぽるぽるになったよう姓が変わったあとの世界は



びっくりしたことに、先日読んだ2001年の穂村弘さんの歌集 『手紙魔まみ、夏の引越し(ウサギ連れ)』の「まみ」のモデルとなっているのが雪舟えまさん(小林真実さん)でした。

穂村さんがインスピレーションを感じた雪舟えまさん。小説や絵本を出されていたり、YouTubeでも短歌を朗読されていました。

短歌は定型ではないものも多く自由に表現されていました。新しい世界が広がる本だと思います。

短歌もそうですが知らなかったことを知りたいと思って本を読んだり、気になる作家さんのことを調べたりというのは楽しいですね。




最後まで読んでいただきありがとうございます。
ではまた

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