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【短歌・絵本】木下龍也さんの本を追いかけて 「今日は誰にも愛されたかった」「きみと風」を読んで

木下龍也さんの本を巡り、今週は2冊読みました。
まずは「今日は誰にも愛されたかった」
という谷川俊太郎さん、岡野大嗣さん、木下龍也さんの詩人と歌人の「連詩」とそのあとにご本人たちが語り合う「連想戦」が収録されています。

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連詩って初めて読みましたが、ご本人たちが前の方の方の句の流れを汲んで次の句を書き連ねていくということ。

この一節が次はこの展開になるのか、と電車の中でにやにやしてしまいました。特にタイトルにもなっている、「四季が死期にきこえて音が昔にみえて今日は誰にも愛されたかった」の愛されたかった、は普段は使わない言い回しでぐっと気をひかれてしまう。こんな発明やってみたいとおもいました。

次に読んだのは「きみと風」

絵本は久しぶりに読みましたが、なんとも絵が可愛い。実家で飼っていた犬のことを思い出しました。作者の夏生さえりさん宛におくられた木下龍也さん一首が元になっている絵本でした。

最後まで読んでいただきありがとうございます。
ではまた。

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