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【短歌】吉村のぞみさんの「あったかい虚空」を読んで

先日の文学フリマで購入しました、吉村のぞみさんの2024年12月に発行された私家版歌集を読みました。吉村のぞみさんは新聞歌壇やうたの日をはじめ多く活躍されています。

お仕事の歌やご家族、恋人との歌を作られていて、共感することが多く楽しく読ませていただきました。

ほんの一部、紹介させていただきます✨



おはようを言わない人におはようを言えば私のための晴天

もしかして詩人だろうか課長から出された指示に自然な飛躍

柴犬に母が授けるアテレコはどこかわたしの面影を持つ


おはようの一首、本当にそう思います。返ってこないのは気分は悪いけど、私のために言い続ける。相手が返しても返さなくても、挨拶するものと決める。
そうすると、いつかは言ってくれるようになるときもあると思いますが…それを私のための晴天、とは!最初からズキュンと撃たれました。



お仕事は大変なこともあるけれど、その中で楽しさを見つけて短歌にできるってすごいと思います。


今回はたくさん紹介してしまってはまだ読まれていない方もいらっしゃると思いますので、3首までにします。


こちらの吉村のぞみさんの歌集は、今現在は通販で購入ができるようです☺️



最後まで読んでいただきありがとうございます。
ではまた

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