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#骨董
修繕の気付き -彫漆香炉台の話-
大陸調の香炉台で、四方には緻密な天人と龍があしらわれています。
最初は彫漆(堆朱や堆黒などの様に漆を塗り重ねた層を削る技法)かなと思っていましたが、よく見ると彫漆の部分と「木彫に漆を塗った部分」がありました。
部分的に金箔が見え隠れしており、寺院特有の油煙汚れではないかと伺っていましたが、こちらは理由は定かではありませんが、汚れではなく箔の上から「意図的に漆が塗られた」ものでした。
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大陸調の香炉台で、四方には緻密な天人と龍があしらわれています。
最初は彫漆(堆朱や堆黒などの様に漆を塗り重ねた層を削る技法)かなと思っていましたが、よく見ると彫漆の部分と「木彫に漆を塗った部分」がありました。
部分的に金箔が見え隠れしており、寺院特有の油煙汚れではないかと伺っていましたが、こちらは理由は定かではありませんが、汚れではなく箔の上から「意図的に漆が塗られた」ものでした。
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