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中学社会科のネタ帳その20平氏の時代〜平清盛の活躍〜

平家はどのようにして権力を得たのか?
多くの官職を平家が独占しました。
平家にあらずんば、人にあらず」という言葉があります。平家でなければ人ではない、という意味。
当時、その位に平家は権力を持っていたという事。同時に、ライバルである源氏への強烈な皮肉でもあります。
一族で官職を独占する、というやり方は摂関政治の藤原氏と似た手法です。
清盛は、安徳天皇(当時3歳)を就任させ、その外戚として事実上自分が政治を行なっていきます。
平清盛が行なったことをまとめます。
大輪田泊を改修し、宋(当時の中国)と貿易を行いました。現在の兵庫港です。
神戸市にも厳島神社があります。これは清盛が、大輪田泊の繁栄を願うとともに広島の厳島神社が大好きで、自分の拠点である神戸にも作った、とされています。
でも、藤原氏と似た手法をとる、ということは結果として同じような結末を迎える、ということ。
平家は当時の後白河法皇から、不満を買います。
後白河法皇は平家打倒のクーデターを起こそうとしますが、あえなく失敗。これにより、後白河法皇は平家に幽閉されてしまいます。

しかしこのある種強引な手法や、平家に偏った政治は、次第に不満を買っていきます。
その中でいよいよ、源氏が平氏を倒していきます。大河ドラマ「鎌倉殿の13人」では菅田将暉が演じた戦いの天才、源義経などの活躍はもうすぐです。


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