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キンモクセイ、こんなにいい香りだったのか

街を歩いていたら、ふと風に運ばれてきたキンモクセイの香り。

思わず足をとめて、鼻から息を思い切り吸い込んでみた。

なんていい香りなんだろう。

香水をシュッとした瞬間のフレッシュな、あの感じに似ている気がした。

辺りを見渡しても、キンモクセイの姿はない、なのにこの存在感。

この時期のせいなのか、とても癒やされる。

また、嗅ぎに行きたい、そう思わせる香り。

だけど、ちょっと気づいてしまった。

キンモクセイは、風に運ばれてくる香りが丁度いい、ということに。

別の道でキンモクセイの木を見つけた。

前を通っただけなのに、それは芳香剤と呼ばれる由縁を感じた。

これは好みの問題かな。

9月の中旬。

まだまだ、秋の香りを楽しめるのが嬉しい。

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