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源泉徴収票マイナポ連携FAQを更新(国税庁)

国税庁は11月25日、「給与所得の源泉徴収票情報のマイナポータル連携に関するFAQ」を利用者向けと事業者向けそれぞれ更新しました。これにより、以下のような内容が見直されました。


給与所得の源泉徴収票情報のマイナポータル連携とは

このサービスは令和5年分の確定申告から開始されました。源泉徴収票情報をマイナポータルを通じて一括取得し、確定申告書の該当項目に自動入力する機能です。
利用条件は、勤務先(給与支払者)が源泉徴収票をe-Tax等で税務署に提出し、その他一定の要件を満たしていることです。


利用者向けFAQの主な変更点

  • 通知の短縮化
    源泉徴収票情報を取得可能な従業員等には、e-Taxのメッセージボックスに「源泉徴収票情報が格納された旨の通知」が届きます。
    初めてe-Taxを利用する場合、この通知が届くまでの期間が、令和7年1月以降は「1~3日程度」に短縮されます(従来は最大5日)。


事業者向けFAQの主な変更点

  • CSVファイル送信の上限と分割ツールの活用
    e-Taxソフト(WEB版)で源泉徴収票を一括送信する際、CSVファイルのレコード数が上限(20MB、目安6,900枚程度)を超える場合があります。この場合、「CSVファイル等作成・分割ツール」を使用することで、送信可能な件数に分割して対応可能です。


今回の更新は、利用者・事業者双方にとって利便性を向上させる内容となっています。

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