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生きやすい世界は静かに訪れる


世界は  生きづらい場所で
私は生きづらい人間  であった。

長い間。


社会には  適応できず
人には  受け入れられず
何の能力も  なく
何の価値も  なく


だから少しでも害のないように
誰の機嫌も損ねぬように
すべてを犠牲にしてでも
少しでも役に立てるように


長らく世界は
そういうところだった。
生きづらさが
デフォルトであった。




じゃあ、

生きやすいって

どういうこと?



私が生きやすい世界って

どういうところ?




そこは

優しくて

愛に溢れていて

美しくて

穏やかで


私が
居てもいいところ


私が私として
そのままで
生きられるところ







あれ?






今  そうなってない?





今  世界は
生きやすいの?



そうは言っても

社会と関われば疲弊するし、
子どもたちは不登校だし、
お金がたんまりあるわけでもないし、
私の能力値が上がってマルチタスクがこなせるようになったわけでもないし、
私が求められて大活躍!しているわけでもない。



でも私は今
優しくて、愛に溢れていて、美しく、穏やかな日常を過ごしている。
そこに確かに、私は存在している。





パン!と手を叩いて、
『はい!今日から世界は生きやすくなりました!』
なんてことにはならない。


ある日を境に、急に全てが満たされる世界に移行するわけじゃない。


生きづらさがデフォルトだったから、
生きやすくなっていることに気付かなかった。






生きやすさ  とは





生きたい世界は自分で設定できるということを

思い出すことかもしれない





私はこれから


生きやすい世界を生きるのだ。



愛とあたたかさでいっぱいの


生きやすい世界を生きるのだ。




そこがどんな場所であろうとも


生きやすい世界は


私の内側から


ゆっくりと


静かに訪れる。










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