「ナチュラル精製」になぜこだわる?コラボに向けて
地元長野に帰省して早くも5日目。
細々した予定と、テレビのノイズでやるべき事が中々進みません、、
はい。他責です。
やってないのは自分です。
やります。
ヤマとカワ珈琲店
祖母からお店の存在は聞いていたのですが、営業時間が13-日暮れまでと中々お店に辿り着けず、、
今回の帰省でようやく行けました。
長らくやっているお店、という事でてっきりコッテリフルシティばかりなのかな、と思っていたのですが、、
ミディアムーフルシティまで、幅広く取り揃えてくれていました。
今回私は「長野ブレンド」と、「東ティモール」を買わせていただきました。
どうやら焙煎機はフジローヤルさんのを使っているらしく、芯まで均等に火が入ったコクのある珈琲でした。
おそらくどちらもウォッシュト精製で、クリーンな、濁りのない味わいでした。
よりみち珈琲の味
私は「ナチュラル珈琲専門店」を掲げて、取り扱う豆はナチュラル精製にこだわってきました。
理由は自分がナチュラル精製ならではの
香り、味の複雑さ、とろみが好きだから。
ぶっちゃけパルプド精製くらいなら、ナチュラルの仲間入りさせても良いんじゃないかなって思ってます。
さて本題。
ウォッシュト精製の珈琲も美味しいなと思い始めた今日この頃。
先日行ってきた「猫実珈琲」さんでいただいたグァテマラが美味しくて、心惹かれ始めたんです。
今回のヤマとカワ珈琲さんの東ティモールでもそう。
澄み切った苦味も美味しいんです。この味作りもしたいんです。
コラボ珈琲作り
今度のイベントでの楽曲提供を依頼した「文學少女」さんと色々お話ししているうちに、なんと
文學少女×よりみち珈琲のコラボ商品を開発することにしたんです。
文學少女さんの世界観を表現する珈琲。ということで、
文學少女の「死生観と儚さ」を珈琲で表現することにしたんです。
この儚さを表現しようとした時に、ナチュラル精製ではイメージとズレるんですよね。
線の細い、透き通った、ピンと糸が張り詰めたような、でも強い芯がある。
このキーワードで考えたときに、最適だと思ったのは
中米の、特にパナマ、ドミニカ辺り。ウォッシュト精製。アーシーさの無い、フレッシュなテロワール。
これなら表現できる。
けど、ここにきて「ナチュラル専門店」の看板に引っかかるんです。
なぜ「ナチュラル珈琲専門店」にしたのか
私が「美味しい」と思う珈琲に、ナチュラル精製が多かったから。
周りと差別化したかったから。
ただそれだけなんです。
精製=プロセス。
あくまで過程の話なんです。
目標地点は?
舌触りがなめらかで、味に変化があって、また飲みたいと思う珈琲。
目的地に辿り着ければ、プロセスにこだわらなくても良いのでは?
と考えを改めて始めました。
もう少ししたらナチュラル精製の新商品を発表します。
その次、もしかしたら、ウォッシュト精製の豆を使う、、かもしれません。
続報をお楽しみに。
最後まで読んでいただき、ありがとうございました。