本の感想「面白すぎて誰かに話したくなる 紫式部日記」
面白すぎて誰かに話したくなる
「紫式部日記」
岡本梨奈
リベラル新書
2024年大河ドラマをもっと愉しむための本と帯にある。
大河ドラマ「光る君へ」を見て
紫式部日記を読みたいなと思っていたので、雨宿りの本屋で衝動買いした。
紫式部日記の本体ではなく、解説である。
著者は予備校の先生らしく、分かりやすくて面白い。
大河ドラマの役者の顔を思い浮かべながら読んだ。
系図や紫式部日記関連年表もあり、分かりやすい。
平安時代は分からない事も多く諸説あり、道長と紫式部恋愛説も少しはあるらしい。
大河ドラマはやり過ぎだと思っていたが。
女が学識があると嫌われるので、宮中では漢学が得意だと思われないように人前で漢文を読まなかったり、言いたい事も言わなかったり、おっとりキャラ設定をしていたそう。
私もパートの人間関係が面倒くさかったのて、共感できる!
悪口言われても気が付かないフリしてたり。
読みやすくて本当に誰かに話したくなる。