見出し画像

そうめんかぼちゃを知ってますか?

季節に寄り添ったご飯を提供する、プラントベースの"よりどころ"店主、yoriです。
自宅の1階で営業許可を取得して予約制のマクロビオティックランチを提供したり、手仕事のワークショップを行っています。
私の大好きな野菜の一つ”そうめんかぼちゃ”の食べ方について書きました。


そうめんかぼちゃとは?


そうめんカボチャは、加熱すると果肉が糸状にほぐれるのが特徴のかぼちゃ。
「金糸瓜」「そうめんうり」「いとうり」などとも呼ばれます。
有名な産地は岡山県。
味は淡白で、茹でてシャキシャキする食感が特徴的。
私の両親は広島県の出身で、郷里からよく送ってもらっていました。
今でも東京ではなかなか見かけないそうめんかぼちゃですから、私の子供の頃はなおさらです。
貯蔵が効くので、年明け、私の誕生日(3月4日)まで取っておいてサラダにして出してくれたのがとても嬉しかった思い出です。

調理の仕方

輪切りにして茹でます。

輪切りにしたところ
ワタと種を取ってから茹でます。
皮はついたままです。

茹でて水の中に浸けてほぐします。

茹でで水の中でほぐした果肉

水切りをして、酢物やサラダ、胡麻和え、ナムルなどにしていただきます。

水切りした豆乳ヨーグルトと
塩、胡椒で和えました

その他おすすめの食べ方

皮を剥いて適当な大きさに切って糠漬けも美味しいです。
口の中でシャキシャキとして、ほろほろと果肉の繊維がほぐれていくのが楽しいです。
もちろん、生のまま糠床につけます。

注意すべき点

茹でる時に茹ですぎ注意です。
シャキシャキとした食感が美味しさの秘訣ですから、茹ですぎて歯応えが柔らかくなってしまうのを気をつけましょう。
どのくらい茹でたら良いのか?は、茹でている時に、果肉に菜箸を刺してみてください。
刺せて果肉がほろほろとほぐれそうになったら、引き上げ時です。
また、長い時間水に晒さないで、あら熱が取れたら果肉をほぐして引き上げるようにしましょう。

貯蔵が効きますが・・・

収穫は7月から初秋にかけて。
冬瓜、かぼちゃと同じく所蔵が効きます。
風通しの良いところ、高温多湿を避けて貯蔵します。
常温でも大丈夫ですが、昔(昭和時代)と今では気温や湿度もだいぶ変わっているのでしょうね。
昭和に比べたら、長い間取っておいて置けない気がします。
何年か前に、夏に購入したそうめんかぼちゃを冬まで取っておいて、調理しようと輪切りにしたら、中の種がもやしのように発芽していたことがありました。わたを取って茹でて美味しく食べることができたので良かったですけど、



この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?