怒らなきゃいけないことがこの世には多すぎて、怒れないでいる自分も、怒るべきことに気づけないでいる自分も直視するのが怖くて、つらくて、でも怒るにも体力や精神力を使うし、怒っている人を見るのにも心が疲れていくし、何が正しいのかなんてわからなくて、何も見ない振りをしている。何も知らない振りをしている。 怒りたくはない。怒りたくはないけれど、怒らなくてはいけない。そのことだけはわかる。そういうことが多すぎる。怒るべきことが。「怒らなくてもいいじゃん」ではない。そうじゃないことはわか
ボイスフレンド「僕から君へ」で語られた「白鯨」について、思考の足跡をここに残す。 『白鯨』をまだ最初の方しか読めていないため、また細かい内容の記憶がどんどん零れ落ちていくため、解釈が違っている可能性はあるが、ひとまず、現時点での思考として。 「僕」に「君だけの白鯨を探すんだ」と言われたとき、私には思い当たるものがあった。言葉と感情がそれである。 私は何かを好きだと思う自分の気持ちに救われてきて、また、自分自身の言葉で語ることを大切にしてきた。だから、言葉と感情を追い求めて
人を推すにあたって、誠実であるにはどうしたらいいのだろう。 この文章では上記の問いを紐解いていく。例として私の応援している俳優さんのお名前を出しはするが、誰に対しても、これが私の基本方針であることには変わりないし、友人など「推し」以外にも当てはまるものである。 誠実な人だから、こちらも誠実でありたい 俳優の梅津瑞樹さんが好きだ。 穴に潜み始めた(彼のファンクラブは「梅津の潜む穴」という名称である)とき、彼を誠実に応援するにはどうしたらいいかを考えた。梅津さんの言葉に触れ
不動行光の経験値が一億を超した。 刀剣乱舞を初めて1,130日。不動行光をお迎えして1,097日。大阪城の地下を掘っている間に、累積経験値が極大太刀のカンスト基準値を超え、そして一億を超した。 不動行光を愛している。私は、不動行光を愛している。 累積経験値は、ただの数字に過ぎないのかもしれない。けれどこの数値は、私が不動行光と共に歩んだ日々を含んでいる。一億を超えたいま、ひとつの区切りとして、愛と感謝をここに示そうと思う。 不動行光を愛するまで 私が不動くんに初めて
人を推すのが怖い。そう思っている人はいないだろうか? 私もそのひとりであるし、今もまだ怖い気持ちは抱えている。 この文章では、人を推すことに恐怖を覚えていた私が、とある俳優さんのファンクラブに入るに至った経緯を簡単に記す。私と同じような恐怖を抱えている人に、彼の素敵な考えと言葉を知ってもらえたら嬉しい。 人を推すのが怖い理由 永遠を約束できないから、人を推すのが怖い。 人や何かを好きになりたての時、気持ちが盛り上がっている時、「ずっと好きでいたいな」と思う。 「永遠に