思い出にしようとする
最近の生活のリズムが良い。
朝起きる。朝ごはんを食べる。筋トレをする。ギターを弾く。お昼ごはんを食べる。戯曲づくりをする。夜ごはんを食べる。寝る。
ものすごくシンプルだ。
もちろんこのシンプルなスケジュールに日々の予定が組み込まれてはいく。
だから毎日同じことをしているつもりでも、意外と違うことをしていて、細かい刺激がぼくを飽きさせない。
日々のスケジュールの中でも【ギターを弾く】という項目が今までにはなかったものである。
ひとの前で、舞台上でギターを弾くという経験はただの趣味として始めたギターよりも遥かに上達意欲を増進させる。
仕事として引き受けたギターだからこそ上手になりたい、上達せねばという心持ちで練習ができ、公演が終わった今でも「せっかくここまでギターへの抵抗感がなくなったのだから」という気持ちで毎日ギターに触れるようにしている。
もちろん弾き語りみたいなことができるわけではないが、コードの進行表を見ながら知っている曲をヨレヨレにでも弾けるのはとても楽しい。
今はthe pillowsの『Funny Bunny』を練習している。
どこかで披露するものでもないけど、さらっと弾けたら楽しいし、カッコいいよなと思ってしまう。
最近よく思うのは、人生の思い出づくりをずっとやり続けたいということだ。
すごく悲しいことだけど、ひとはいつか死ぬ。
天寿を全うするかもしれないし、不慮の事故で亡くなることもあるかもしれない。
そのタイミングがいつ訪れるかなんて本当に分からない。
だから苦しい仕事だったとしても、全てを人生の思い出になるような豊かな時間にしたいなと思う。
それからぼくはどうしたって女性が苦手だ。
何を喋ったらいいのか分からなくなってしまう。
恥ずかしいのか、相手のことを考えすぎてしまうのか、今の時代だからこそ気にすべきこともものすごく多い。(価値観が時代とともに変化しているよねということ)
苦手だけど関わり続けてみないと、ってあるから。
良い思い出になりそうなものだし。そういうのってさ。
ギターはぼくにとって、すでに良い思い出になりつつあるのでね。
思い出を作ろう。