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【第97回】ありそうでなかった新感覚のかつ丼
どうも、yopparaideskaです。
第97回目は、代々木上原にあるとんかつ屋さん。
とんかつの回ではお馴染みの入りです。
東京は美味しいかつ丼さんが多い。
例えば、銀座の「梅林」、四ツ谷の「鈴新」、渋谷の「瑞兆」、有楽町の「とんかつあけぼの」等々挙げればキリがないほど。
そんなかつ丼の有名店が多い東京で、異彩を放つかつ丼が代々木上原にあるらしい、
そんなお店こそ、
行ってきましたよ、”とんかつ武信”
2006年の開店以来味にうるさい代々木上原明はもちろん、とんかつ・かつ丼マニアを魅了しているオリジナリティ溢れるかつ丼
果たしてその味は、、
店舗詳細
店名:とんかつ武信
住所:東京都渋谷区西原3-1-7 ディーププレイス1F
アクセス:代々木上原駅から徒歩5分くらい
混雑状況:13:20頃到着。5名ほどの待機列が。運良く1人席が空いたため、先に案内してもらえた。(先に並んでいた方々ありがとうございます)
外観は代々木上原らしく、洗練されている。
1階はカウンター5席のみで、2階はテーブル席があり、合計で33席。
1人でも複数人でも使いやすいのはありがたい。
また、店内は開放的な雰囲気なため、1階でも2階でもゆっくりとできる。
メニュー詳細
・醤油かつ丼ロース「竹」 1,870円
メニューは、定番のロースカツ、ヒレカツを筆頭に醤油かつ丼もロースとヒレ、さらに、メンチカツ丼まで取り揃える。
さらに、エビフライ、カキフライ、アジフライなどの海の幸もあり、
加えて、生姜焼きやかつ煮まであって、フライ好きの夢を叶えるラインナップ。
痒いところに手が届くとはこのラインナップのことを言うのかもしれない。
料理レビュー
席に着いて待つこと約20分、醤油かつ丼の到着。
醤油かつ丼には、味噌汁、キャベツ、お新香がついてくる。
醤油かつ丼は、
ほかほかのご飯に大葉を敷いて、揚げたてのとんかつを置いて、醤油タレ、鰹節、ねぎ、大根おろし、海苔をかけて完成。
もうビジュアルがたまらん。
トロトロの卵に覆われて輝いているかつ丼もいいけど、醤油かつ丼はよりとんかつが美味しそうに見えてこれはこれでいい。
とにかく、とんかつが分厚くて、
「竹」は、130gの豚肉を使用しているが、あまりの分厚さと食べ応えにとても130gとは思えないほどの満足感。
また、卵で閉じてないため、サクサク感をたのしむことができる。
これほどまでにサクサクでジューシーなとんかつはあっただろうか?そう考えながら、黙々と箸を進めた。
そして、大根おろしがめちゃくちゃいい働きしとる。とんかつとかかつ丼って後半脂で重さを感じるけど、大根おろしがさっぱりさせてくれるおかげで飽きや重たさを感じることなく最後まで食べ続けることができるのがありがたい。
豚肉が柔らかくてジューシーな理由は、使用している豚肉にある。
蒲田のとんかつの名店、「とんかつ檍」「とんかつ丸一」「いっぺこっぺ」等でもおなじみの千葉県東庄町の「林SPF」を使用している。
これは間違いない。
「林SPF」を簡単に紹介すると、病原菌を持たないため、豚肉なのにレアで食べられる特別な豚肉。
「林SPF」の詳しい説明は、2021年9月5日のInstagramか、noteの「第19回」をチェックしてね。
【第19回】とんかつ激戦区蒲田No. 1のとんかつ屋さん
https://note.com/yopparaideska/n/n504060df0e13
揚げ油は、米糖から抽出した「米油」を使用しているため、カラッと上がり油切れが良い。こんなにサクサクに揚がっている秘密がわかった。
パン粉にもこだわっており、豚肉とのバランスで、食感が最適になる粗さの特注の生パン粉を使用している。だから、食感が軽いのか。素晴らしい。
味噌汁は、
赤出汁。
具材はシンプルに豆腐と三つ葉のみ。
赤出汁の味が強い分、具材は極力シンプルな方が良い。
味噌汁までちゃんと計算しているあたり只者ではないな。
お新香は、
45年以上使用している糠床で気温や湿度による状態の変化を見ながら毎日つけているこだわりよう。
この味の奥深さは45年の歴史から来ていたのか、、
お米は、
山形県産の「コシヒカリ」を使用。
合鴨農法により、農薬を一切使わず、有機肥料だけで育てられている。
お米一粒一粒がしっかり立っていて、粘り強く甘い。このお米が大盛り無料なのは非常にありがたい。
接客
接客は、お店の雰囲気からしてかなりしっかりとした接客をするのかなと思いきや、全然そんなことなかった。
忙しいせいか、パッと注文聞いて、料理を提供したら、自動精算機でお会計して終了。
ちょっと違和感があったけど、ランチなら仕方ないか、、
まとめ
総じて、満足度の高いかつ丼でした。
かつ丼としてはもちろん、定食として非常にクオリティが高かった。
そして、豚肉やお米だけではなく、揚げ油やパン粉、糠にまでこだわっていることに感心した。
これだけのこだわりがあればわかる人にはわかるし、また何度も来たくなる理由も頷ける。
次はヒレカツ食べたいなー
いや、アジフライもエビフライも生姜焼きも食べたいなー
とりあえず、また行きます。
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レビューはないけど速報性とビジュアル性に優れている。また、600弱の過去に訪問したお店のレビューも見ることができるよ。
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