【第150回】世界一のサウナは食事もすごかった、、
どうも、yopparaideskaです。
第150回は、佐賀県高雄市にある旅館。
3年連続で「サウナシュラン」のグランプリを獲得した伝説のサウナを知っているだろうか?
全国に約10,000店あるといわれるサウナ施設でNo. 1のサウナ。
サウナだけかと思いきや呆れるほどに食事が素晴らしかった、、
そのお店こそ、
行ってきましたよ、”御船山楽園ホテル”
地産地消をモットーに九州の食材を丁寧に調理した豪華会席。
果たしてその味は、、
店舗詳細
店名:御船山楽園ホテル
住所:佐賀県武雄市武雄町大字武雄4100
アクセス:JR武雄温泉駅からタクシーで5分くらい
混雑状況:ディナー時間になると席はほとんど埋まる
おそらく宿泊しないと会席料理は食べられないので注意。
しかし、敷地内にあるイタリアンレストラン「kaji synergy restaurant」は、宿泊なしでも利用できる可能性があるので、要確認。
メニュー詳細
・料理長おまかせ会席スタンダード
【スタンダード】コースは、佐賀牛(最高ランクA5等級)と地元ブランド豚の若楠ポークがメイン。という紹介文。
メニューは、
・「豪華」佐賀牛 最高ランクA5等級のセイロ蒸し 料理長おまかせ会席【プレミアム】
・「定番」佐賀牛 最高ランクA5等級付き 料理長おまかせ会席【スタンダード】
・【佐賀牛A5等級100g】のしゃぶしゃぶ会席
・最高ランク 【佐賀牛A5等級】のすき焼き会席
に加えて、新たにオープンしたイタリアンレストランでディナーのコースも2種類ある。
部屋を選ぶ時にコースの種類を選びます。
料理レビュー
料理長おまかせ会席スタンダードの内容は以下、
・先附 : 旬菜すり流し
・旬菜 : 前菜盛り合わせ
・造里 : 近海のお刺身
・焼物 : 白身魚パイ包焼き
・台物 : A5等級佐賀牛と武雄若楠ポークセイロ蒸し
・鍋 : 楽園なべ
・食事 : 佐賀・有田棚田米
・香物 : 自家製香物 三種盛
・水菓子 : 自家製抹茶アイスクリーム
ドリンクは別料金なので注意。
席に着くとすでに美しい前菜の数々が用意されている。
まずはビールで乾杯。
旬菜すりおろしは、
カボチャの冷製スープ。
とにかくカボチャの甘さで満たされる。
サラサラなのにどこかしっかりとしたカボチャ感がある。
量は少ないのにこの満足感はなんだ、、
前菜盛り合わせは、
ロースト野菜、豆腐の白和え、マグロのとろろがけ、煮物。
ロースト野菜は、れんこん、オクラ、ミニトマト。
れんこんとオクラのみローストされており、それらを塩とオリーブオイルをかけてシンプルにいただく。
純粋な素材の美味しさ、甘さをダイレクトに味わえるのが魅力。
豆腐の白和えは、さつまいもやほうれん草が大豆の風味が強い豆腐に和えられており、噛む度に大豆の風味、ほうれん草のシャキシャキ感、さつまいもの甘さが表情を変えて楽しめる。
マグロのとろろがけは、甘い玉ねぎの上に新鮮なマグロ、仕上げにとろろと卵黄ソースをかけた一品。
バランスが完璧で日本酒が進む。
煮物は、定番にして安定の味。
出汁に加えて、海老の出汁も効いて素晴らしい。
近海のお刺身は、
カンパチ、タイ。
この写真の照りでどれだけ美味しいかは誰でもわかるはず。
カンパチもタイもかなり分厚く切られているため、噛み応えがあり、しっかりと繊維と甘さを感じることができる。
さらに、テカテカな刺身は脂が乗ってジューシー。そこにわさびを添えてすだちをかけて食べると、もう見事なバランスにスタンディングオベーション。
白身魚パイ包焼きは、
魚のすり身の上に真鯛を乗せて、パイで包んだ一品。
魚のすり身は旨味が強くフワフワで、真鯛も身はフワフワかつ皮はパリッとしている。そこにさらにパイの本物のパリッと感の三層に圧倒される。
余計なものはつけずに、すだちのみをかけて味わう。この美味しさがわかり始めたということは、順調に歳をとっていると言えるだろう。
焼き茄子は、
箸休めだが、とても箸休めとは思えないクオリティ。
ポン酢と胡麻油のみでいただくとろっとろの茄子は絶品。
A5等級佐賀牛と武雄若楠ポークセイロ蒸しは、
キャベツや豆もやし等の野菜が見えないくらい贅沢に佐賀牛と武雄若楠ポークを乗せて、丁寧にセイロで蒸した一品。
そうそうこれ、旅館でディナーといったら自分だけのせいろ蒸しなんですよ。
お肉のサシを見るだけで、どれだけ美味しいかもうお分かりだろう。
サシが細かくて、ジューシーさと甘さがハンパじゃない。
そんな旨味と甘味が強いお肉はサッとポン酢にくぐらせていただきます。
楽園なべは、
担当のお姉さんが机の横で説明しながら丁寧に作ってくれます。そういうのも好き。
かつおダシ、すっぽんダシの合わせダシでかなり贅沢感がある。
お姉さん曰く、今夜は大変なことになるよとのこと。
具は、焼き穴子、ごぼう、クレソン、水菜、豆苗、きゅうりと珍しい。
これらの食材を合わせるセンスには脱帽です。
食事は、
佐賀・有田棚田米。
硬めに炊いてあるため、一粒一粒が立ってより、お米の甘さを感じることができる。
このハイクオリティなご飯がおかわり自由なのには驚かされた。
お肉や鍋と一緒に食べるのもよし、鍋のスープに入れておじやしにて食べるのもよし。
香物は、
自家製香物 三種盛。
高菜、パプリカ、柴漬けの並びは最高。
しっかり味が染みてご飯が進む。
水菓子は、
自家製抹茶アイスクリーム。
濃厚でクリーミー。
温かいほうじ茶と一緒にいただく贅沢といったらもう、、
接客
接客は、素晴らしい以外の何物でもない。
この値段で一テーブルに一人付いてくれるのは非常に贅沢でした。
まとめ
総じて、全ての料理にストーリーがあって素敵でした。
約2万円でサウナ使い放題で宿泊できるだけでも安いのに、さらにこんなに豪華なディナーまであるとは、どこまでお客さんを喜ばせれば気が済むのだろう、、
地産地消のおもてなしとはまさにこの「御船山楽園ホテル」のこと。
素晴らしいお食事をありがとうございます。
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