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【第84回】銀座で最初のとんかつ屋さんを知っていますか?
どうも、yopparaideskaです。
第84回目は、銀座にあるとんかつ屋さん。
何度も言うが、東京には美味しいカツ丼屋さんがたくさんある。
神泉の「瑞兆」、有楽町の「あけぼの」、四ツ谷の「鈴新」、門前仲町の「丸七」に、変わったものだと人形町の「小春軒」等々、挙げるとキリがないくらい。
そんなカツ丼の有名店が多い東京で昭和2年(1927年)に創業し、約100年もの間とんかつマニアを虜にしたお店こそ、
行ってきましたよ、”とんかつ 銀座 梅林”
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銀座で最初のとんかつ専門店として開店した由緒正しいお店。
今や銀座界隈は有名なとんかつ屋さんが立ち並ぶ中、ここがなければ、銀座のとんかつ屋さんは繁栄しなかったかもしれないと言わしめる名店のカツ丼、
果たしてその味は、、
店舗詳細
店名:とんかつ 銀座 梅林
住所:東京都中央区銀座7-8-1 銀座梅林ビルB1F
アクセス:銀座線銀座駅から徒歩5分くらい
混雑状況:14:50頃到着。待機列はなくすぐに入店できた。
店内は、明るくて清潔感が抜群。
キッチンにスポットライトのように光が当たる演出が素敵。
カウンターから調理している工程が見ることができるため、ワクワク感が上昇していく。
とんかつ屋さん独特の油っぽい匂いもないため、服装に気をつけなくていいのが嬉しい。
テーブル席だけではなく、カウンター席も多いため1人でも行きやすい。
メニュー詳細
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![](https://assets.st-note.com/img/1650894999194-e2geTLSpfe.jpg?width=1200)
・カツ丼 1,200円
・卵追加 150円(多分)
メニューは、ロースカツやヒレカツだけではなく、生姜焼き、海老フライ、メンチカツ等もあり幅広いラインナップ。
さらに、とんかつやカツ丼はそれぞれ3種類程度あるため、その日の気分やお財布事情によってグラデーションできるのが魅力的。
ご飯と味噌汁が不要な場合は、単品でも注文できるし、お土産として、ヒレカツサンドやとんかつ弁当が用意できるのも嬉しい。
この日は黒豚スペシャルカツ丼を注文したかったが、初訪問ということで、ひよってカツ丼に卵を追加することに。
料理レビュー
注文してから待つこと約10分後、カツ丼の到着。
カツ丼には、赤出汁とお新香がついてくる。
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カツ丼は、
神々しすぎます。
このビジュアルはやばいです。
盛り盛りのほかほかご飯にぎゅうぎゅうに詰められたカツ煮、
そして、その上には半熟卵が鎮座。
銀座のお店で目玉焼きが鎮座とはなんとも趣深い。(しょうもないのは知っとるよ、、)
![](https://assets.st-note.com/img/1650895097471-VPjoL2HnQf.jpg?width=1200)
とんかつは、
最上ロース肉65g。
ちなみに、カツ丼チェーン店の「かつや」のロースカツは一人前120g。
65gか、少ないなと思ったけど、食べてみたらのもすごい満足感を得ることができた。
油で揚げているからなのか、実は65g以上あるからなのか。
それにしても、肉質が良く非常に柔らかい。
脂身はそんなに多くないためあっさり。
豚肉自体の甘みが強いため、少ししょっぱ目のつゆとのバランスが良い。
また、パン粉にもこだわっており、もちろんとんかつ専門のパン粉とのこと。
しかも、とんかつ専門のパン粉を使うようになったのもこのお店が最初らしい。
カツ丼としてではなく、ぜひとんかつでも食べてみたいなと思うクオリティでした。
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卵は、
出汁の効いたちょっとしょっぱ目のつゆが染み込んでおり、とろとろで最高。
梅林のカツ丼といったら、追加で半熟卵きを乗せるのが常識。
卵を入れることでまろやかさをプラスしてくれるのはもちろん、なんといっても、ビジュアルよね。
割ると決壊したダムのように一気に黄身が流れ込んでくる。
これはテンションが上がります。
素敵な演出ありがとうございます。
ご飯は、山形の「つや姫」を使用。
色々試していく中で1番とんかつとの相性が良いつや姫にたどり着いたらしい。
お肉や揚げだけでなく、ご飯にもこだわるお店にハズレはない。
東京ではあまり食べることないけど、つや姫はまじで美味しい。
山形で食べた時の衝撃は今でも覚えとるな、、
お米が特に評価される「香り」「味」「粘り」すべてでコシヒカリを上回っているというデータが出ているぐらい優秀なお米。
確か、銀座にある「煉瓦亭」っていう老舗洋食屋さんでもつや姫を使っとった気がする。
定食にするとご飯は大盛り、おかわり無料です。
その他、赤出汁もたくわんも美味しかったです。
接客
接客は、非常に丁寧。訪れた時間帯がピークを過ぎていたこともあってか、お客さんに対してサービスの方の人数が多かったため、注文を取りに来るタイミング、お茶を注ぐタイミングやご飯やキャベツのおかわりのタイミングなどこっちが来て欲しいなっていう時に、
注文する前に声をかけてくれるのが素晴らしい。
接客の丁寧さもきちんと教育されている感じがしてさすがだなと思いました。
まとめ
総じて、銀座で最初のとんかつ屋さんという肩書きに相応しいお店でした。
味、量、値段、サービス全てがよかった。
最近はカツ丼が進化しており、どんどん個性的なカツ丼が出てきている中、昔ながらのカツ丼で勝負する姿かっこいいっす。
さすがは、1927年の創業以来、約100年の間美味しいものが集まる銀座で愛されてきたお店、奥が深いです。
次はスペシャルカツ丼を食べましょうー
Instagram詳細
Instagramでは、より多くの料理の写真を投稿。
レビューはないけど速報性とビジュアル性に優れている。また、600弱の過去に訪問したお店のレビューも見ることができるよ。
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