【第190回】寿司激戦区名古屋でNo.1の呼び声高い立ち食い寿司
どうも、yopparaideskaです。
第190回目は、名古屋にあるお寿司さん。
名古屋はハイコスパなお寿司屋さんが多い。
「築地 男前鮓」「立喰い寿司 魚椿」「仙石寿司」「鮨屋 とんぼ」等々、大阪に負けず劣らず日本屈指のお寿司の激戦区である。
そんなお寿司激戦区の名古屋でNo.1と噂のお寿司屋さんに念願の訪問。
そんなお店こそ、
行ってきましたよ、”極”
食べログのお寿司百名店を獲得する連日大行列の名店。
果たしてその味は、、
店舗詳細
店名:極
住所:愛知県名古屋市中村区名駅4-22-8
アクセス:名古屋駅から徒歩10分くらい
混雑状況:11:30頃到着。待機列なく入店できた
人気店なため、基本的に予約しないと入れないので注意。この日は平日だったのとオープン直後ということもありたまたま並ばずに入れた。
お店は立ち食い形式で7人しか入れないので、行くとしたら1人か2人で行くのがいい。
メニュー詳細
・握りランチ 1,980円
・白海老 550円
・穴子 550円
・黒ムツ 550円
・玉子焼 110円
合計 3,740円
メニューは、握りランチに加えて、100円から一貫ずつ注文することもできる。
基本的には握りランチを注文して、足りない分や気になるネタを追加で注文するらしい。
ただ、メニューにあるけど用意がないネタもあるので要確認。
目の前にある紙に食べたいものを書いて大将に渡すスタイル。
料理レビュー
注文を終えたら日本茶でひと段落する。
握りランチの内容は以下、
・ヤイトカツオ
・キングサーモン
・真鯵
・カマス
・子丼
・イワシ
・メジマグロ
・赤出汁
ヤイトカツオは、
長崎県産のヤイトカツオを藁焼きにして、その上にネギと生姜を刻んですり鉢で潰した特製の薬味を乗せた創作寿司。
ヤイトカツオは「全身トロ」と言われ、幻の高級魚スマと呼ばれることもある。
日本でほとんど漁獲されることはないため一般市場に出回ることが少ないらしい。
そんな貴重な魚を低価格のコースでいただけるのは素晴らしい。
もちもちとした不思議な食感で、
全身トロと言われるくらい脂が乗っているので、さっぱりした薬味を合わせることで中和している。すごい。
キングサーモンは、
新鮮なキングサーモンを藁焼きにしてから漬けにしている。
甘いタレにしっかりと使ったキングサーモンはしっとりさが増していて口当たりが良い。
真鯵は、
石川能登産。
つやつやで美しいため、目の前に置かれたらドッグフードを待ちきれない犬のようによだれが出てしまう。
ヤイトカツオと同様のさっぱりとした薬味と脂が乗って、プリップリ食感の真鯵の相性は抜群。
カマスは、
鹿児島県産。
綺麗な切り込みを入れて炙って香ばしくなったカマスに酢橘をかけていただきます。
カマスは水分が多く、脂肪分が少ない白身魚だからこそ炙ったり、干したりしてからいただくのが最適。
子丼は、
タイ、マグロ、イカ、貝、炙りまぐろ、サーモンが入っており、とんでもなく充実した丼。
丼なのに、ご飯よりも魚の方が多いってどういうこと?
甘めのタレに漬け込まれた魚たちを温かいご飯に乗せて、仕上げに生姜を添えて、海苔を散らす。これは間違いない。
いろんな魚のいろんな食感と味を愉しめるエンターテイメント性に優れた丼でした。
イワシは、
炙ったイワシに甘いタレを塗って、梅肉を挟んで海苔で巻いた創作的な一貫。
イワシの程よい脂の甘さ、タレの甘さ、梅肉の酸味、海苔の香ばしい風味全てのバランスが完璧で食べ続けても一生飽きることのない美味しさでした。
メジマグロは、
石川県能登産。
みなさんはメジマグロという魚を聞いたことがあるでしょうか?「マグロ」とつくので、マグロの仲間かなと思うでしょう。その予想大正解です。(なんの面白みもないクイズ)
メジマグロは、大間マグロの子どもなので、旨味の強さが抜群なのはもちろんのこと、脂は控えめかつ、赤身の部分は柔らかく口に入れた瞬間にトロける。
ちなみに、他のお寿司に比べてシャリを多めにしているので、シャリがマグロの旨さに圧倒されることなく絶妙なバランスでお互いを支え合っている様が伝わってくる。
穴子は、
とにかくフワッフワ。フワフワじゃなくて、フワッフワなのが肝。
そんなフワッフワな穴子を口の中に入れた瞬間にほぐれる特殊な海苔で巻いた一貫。
注文が入ってから最終の蒸しをして、甘辛の煮詰めをつける。その工夫があるため、穴子は温かく、海苔がほぐれやすくなるみたい。
これは絶対に注文してほしい。
黒むつの昆布じめは、
写真から見て取れるようにプリンプリンな弾力が特徴的。良質な黒むつを使っているのはもちろんのこと、昆布でしめることによって旨味も水分も凝縮しているので、美味しさも食感も何倍にもなる。
高級魚を550円でいただけるのはありがたい。
白海老は、
何を隠そう富山県産。
とんでもなく甘い白海老をまとめてシャリに乗せ、酢橘と塩をかけていただく。
上品なのに、白海老の旨味が凄すぎて良い意味で下品とも取れる。
これはあまりにも美味しすぎる。
穴子は、
穴子巻きが美味しすぎたので、追加注文。
この一貫は海苔に包まれていないので、よりダイレクトに穴子のフワッフワ感と味を愉しむことができる。
これは本当に美味しすぎるので、制限しないと永遠に食べれてしまうので注意してください。
卵は、
甘くて出汁が効いてジューシーで間違いない。
いくつになっても卵は食べたくなるよね。
赤出汁は、
赤出汁であおさと芽ねぎとシンプル。
魚のアラで出汁をとっているので、出汁の強さが普通の味噌汁とは比べ物にならん、、
気がつくと赤出汁でも落ち着くようになっていた、、
ガリも美味しいよ。
接客
接客は、大将のプロフェッショナル具合が凄すぎる。
余計なことは話さないのに、お寿司のこだわりや食べ方などについては丁寧に熱意を持って話していただける。
そして、こちらの質問にも丁寧に答えていただける。
それなのに全く馴れ馴れしくなく、どのお客さんにも平等に接するスタイルがかっこよかった。
まとめ
総じて、味は抜群でコスパがとんでもないお店。
お手軽なのに上品。
お寿司にもこだわりが詰まっており、勉強になることばかり。
一泊二日とかの短い滞在期間での一食をわざわざこのお寿司にするまではないかもしれないけれど、お寿司が好きな人は絶対に行ってみてください。
Instagram詳細
Instagramでは、より多くの料理の写真を投稿。
レビューはないけど速報性とビジュアル性に優れている。また、600弱の過去に訪問したお店のレビューも見ることができるよ。
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https://www.instagram.com/yopparaideska
サウナとグルメを中心とした街歩きnote
サウナを愛し全国300以上のサウナ施設を訪問した私が、
週末のルーティンである「サウナ」と「グルメ」を軸にした街の歩き方を紹介中。
レビューというよりかは雑誌のコラムのような感覚で見ていただけると面白いかもしれません。
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